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御嶽海の15日間を推測する2

九月場所、御嶽海と対戦が予想される関脇
以下の力士をみていこう。意外かもしれ
ないが多くの力士が五分の対戦を残して
いる。
◆要注意
魁聖 1勝4敗
九月場所対戦が予想される関脇以下で負け
越している力士が魁聖である。といっても
これはまだ御嶽海が三役に定着する以前の
ことである。ここ1年間は1勝1敗である。
御嶽海に苦手意識はない。魁聖は大きな相手
だけに真っ向から思い切ってあたれる。力
負けすることがないだけに勝機はある。
逸ノ城 3勝3敗
先場所(七月場所)は関脇同士なのに、なぜ
か対戦はなかった。この1年間は2勝3敗で
ある。逸ノ城はときどき力が入らない相撲を
とる。そうかと思うと目を見張る相撲を取る
こともある。御嶽海はどちらの逸ノ城と相撲
を取ることになるのか。後者なら相撲は盛り
上がる。
180121八日目幕内 419180527千秋楽幕内 963
<2つの逸ノ城戦>
<H30年一月場所>        <H30年五初場所>
貴景勝 3勝3敗
負けたり、勝ったりを繰り消している相手、
それが貴景勝である。先場所(七月場所)は
左前褌を素早く取ったことが勝因となった。
三月場所、御嶽海は立ち合い勝ちしながら
貴景勝に右へ動かれ体が泳ぐところを攻め
込まれている。御嶽海はまわしを取り、動き
を止めたいところである。また、貴景勝は
最後までねばるので気をぬけない。
180710三日目幕内 639
<H30年7月 御嶽海、貴景勝を圧倒>

豊山 1勝1敗
先場所(七月場所)の千秋楽の大熱戦は記憶
に新しい。豊山は五月場所初上位で星はあが
らなかったが、善戦した。力は着実につけて
きている。それだけに御嶽海にとっては痛恨
の1敗のリベンジを果たしたいところである。
御嶽海は相撲を長引かせず一気の攻めで勝負
をつけたい。
正代 6勝6敗
今年に入って3連敗中の相手であった。一月
場所、立ち合い後手にまわり、押し出されて
いる。三月場所、御嶽海の土俵際の上手投げ
をこらえた正代が、土俵の中で逆襲の強烈な
投げ。五月場所、正代にねばられ土俵をまわ
り込みながらの投げをくっている。だが、
先場所(七月場所)左前褌を取って出して
くずして押し出した。正代にがっちり組まれ
るとうるさくなる。立ち合い負けする相手で
はないので、当たっておこしてから攻めたい。

180322十二日目幕内 768
<H30年3月 御嶽海、正代に敗れる>

千代大龍 4勝4敗
立ち合いは同時に立って早く攻める。この
一番のカギはそこにある。実力的には差は
あるが一番相撲は何がおきるか予断をゆるさ
ない。御嶽海は馬力負けしないよう細心の
注意が必要。
遠藤 3勝3敗
この1年間は2度しか対戦していなく、1勝
1敗である。遠藤には組ませず、パワー相撲
で圧倒した相撲で先手を取ることである。
◆優勢
玉鷲 12勝2敗
勢  6勝
自信はときとして油断につながる。ここは
気を引き締めて臨むことである。
◆未知数
稀勢の里 1勝5敗
対戦成績は稀勢の里がいい。しかし、この
1年間は稀勢の里休場のため対戦がない。
それ以前に稀勢の里が15日間出場できるのか
未知数である。できたとしても稀勢の里の
成績と相撲内容がどの程度なのかがポイント
になる。御嶽海うんぬんより稀勢の里次第で
ある。
170709初日幕内 999
<H29年7月稀勢の里、御嶽海に敗れる>

関脇以下には全勝、悪くても1敗でのりきり
たい。御嶽海は星勘定することなく、1日
1番全力で自分の力が発揮できる相撲を取る
ことである。今年最後の東京場所は近い。

夏バテです。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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