七月場所のチケットが発売されてから12日が
経った。現在チケットは、平日はまだ販売
している。ただし、13日目は完売である。
そこで完売の土日祝日を中心にチケット専門
サイトの事情を見ていこう。
最大手で影響力大のチケットネットサイトは
閉鎖されたままである。それに次ぐチケット
専門サイトのなかから、表示した値段に近い
価格で購入できるサイトを見ていく。なお、
オークションサイトは数の面でも影響力の面
でもチケット専門サイトには及ばない。
正規の販売でもチケットは定価で購入でき
ない。販売手数料としてコンビニやチケット
ぴあでは1枚につき108円かかる。ネット購入
は、さらにかかる。先行予約は利用料として
最もかかる。例えば3300円の椅子席Bは4138
円になる(先行予約の種類で若干異なる)。
そういうことをふまえて表を見ていただき
たい。
さすがに2週間弱経つと値がはるものが目に
つく。それにしても倍以上の価格には閉口
する。大相撲をひと儲けの手段にしている
としか思えない。なかにはお茶屋さんのチケ
ットが出まわることがある。お茶屋さんは
どう思っているのだろうか。
こうした価格ではけして買わないということ
を、徹底することである。商売にならないと
知らしめることである。そうしない限りネッ
トダフ屋及びにわかネットダフ屋はなくなら
ない。
この値段なら苦労しても自由席獲得に並んだ
ほうがましと思っても不思議ではない。もっ
といえばテレビで見ればお金はかからない、
と悟ることもできる。力士を見たければ稽古
場にいけばいい。地方では稽古場が外にある
ケースがあるから、気兼ねなく見学できる。
なかには冗談まじりで、会場の前日にトイレ
にこもり、翌朝を迎えるという。あくまで
冗談で、本気でやると出入り禁止になるので
実行しないように。