迎えるのが五月場所である。稽古総見では
小結遠藤、小結御嶽海相手に稽古したが、
横綱同士の稽古はなかった。ただ、調子は
上向いているように見えた。大鵬は休場明け
よく優勝したので、不死鳥といわれたが、
白鵬はどうか。
3敗12休→12勝3敗
全休→11勝4敗
2勝3敗10休→15勝優勝
全休→14勝1敗優勝
連続休場→?
4度の休場明けで2回優勝している。白鵬を
脅かす存在がいないことが大きい。それでも
白鵬には課題が残っている。横審からつき
つけられた張り差しとかちあげの封印である。
江戸の強豪、雷電為右衛門があまりの強さに
張り手、てっぽう、閂を禁止されたという説
がまことしやかに伝えられている。もちろん
事実ではない。
白鵬は大相撲史上初の禁手力士なわけである。
もっとも使用したら反則負けと規定されて
いるわけではない。あくまで横審の声に過ぎ
ないといえばその通りである。エルボーを
つきつけるかちあげの白鵬にも原因がある。
だが、相手の上体を起こす通常かちあげは
問題がないわけで使用可能である。
一月場所、白鵬は何かリズムにのれず、明ら
かに立ち合いがしっくりいっていなかった。
白鵬は63連勝の途上ではどのような立ち合い
をしていたのか。写真でみてみよう。
立ち合いは右から当たる、あるいはまっすぐ
あたって左上手を素早く取る立ち合いである。
いずれも低く、踏み込みがいいから後退する
ことはない。また、立ち合い不利な体勢に
なってもすぐ立て直す反応の速さがあった。
白鵬ならではの特長である。
ことはない。また、立ち合い不利な体勢に
なってもすぐ立て直す反応の速さがあった。
白鵬ならではの特長である。
今の白鵬に必要なのは迷いのない立ち合いで
ある。同時に押されない立ち合いである。
そのヒントは全盛期の白鵬の立ち合いにある。
ようやく雨があがりました。
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よしなに
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