大相撲

H30年夏 横綱・大関に挑む12人のサムライ

2018年5月11日

横綱稀勢の里は本日11日8時前に五月場所の
休場が決まった。7場所連続休場となった。
稀勢の里のみならず、高安まで休場とは、
一転して寂しい場所になりそうである。横綱
白鵬は土俵に戻ってくる。2横綱1大関の
上位にフルに挑む力士は、5枚目琴奨菊まで
であるが、元大関のプライドから横綱・大関
の挑戦者からはずした。東関脇栃ノ心から
4枚目正代までのここ1年間の上位戦の成績
が以下である。
12人のサムライA
栃ノ心が急激に強くなったのは、わずかここ
2場所のことである。栃ノ心はもともと横綱
戦ではほとんど勝てなかった。先場所優勝
した鶴竜に勝った意味は大きい。今場所大関
という声があるが、横綱・大関戦を1勝2敗
以上で切り抜けたいところである。
180322十二日目幕内 998鶴竜
<H30年3月 鶴竜を寄り切った栃ノ心>

新入幕では横綱・大関を撃破して、驚異の
新人として一躍注目を浴びたのが、逸ノ城で
ある。それも今となっては遠い昔のことに
なってしまった。その逸ノ城が最近めきめき
力をつけてきた。目下上位で3場所連続勝ち
越し中である。さらなる飛躍が期待できそう
な力あふれる相撲内容である。大関を目指す
ためには、連続2ケタ勝利がほしいところで
ある。
180120七日目幕内 942
<H30年1月高安を圧倒した逸ノ城>

この1年、上位で最も勝ち越している力士は、
御嶽海である。7場所連続勝ち越しだったが、
先場所久々に負け越して惜しくもストップ
した。横綱戦はここ1年で5勝5敗と好成績
を残している。その反面大関戦は2勝9敗と
勝てなくなってきている。今場所は勝ち越し
ておきたいところである。

上位の実力者玉鷲だが、勝ち越しと負け越し
を繰り返すようになってきた。大関戦はめっ
ぽう強く、8勝5敗と勝ち越している。突き
押しの威力で本来なら三役に定着してもおか
しくない力の持ち主だが、成績が安定せず、
ゆらいである。きっかけがあれば再び横綱を
脅かす存在になれる。
180311初日幕内 1167
<H30年3月玉鷲押し出しで豪栄道を倒す>

新しい力は阿炎と豊山である。横綱・大関
初挑戦だが、五月場所は体験場所として肌で
上位の力を知ることである。大切なのは、
次に対戦するときの工夫なり、地力アップで
ある。

最も戦いやすい気候のなか、横綱・大関と
12人のサムライの戦いが、始まろうとして
いる。

梶原一騎の男の星座を読んでいます。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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