大相撲

貴乃花玉砕で変わらぬ相撲界

2018年2月2日

自身の1票のみでいい。と理事候補戦に立候
補し、定数10人無投票で決まる理事候補を
避けんとした貴乃花。2票で落選という本当
に玉砕結果に終わった。今回他の一門からの
何票かはなかった。結果は以下である。なお、
以前は弟子養成手腕がものを言った時代が
あった。参考までに記す。
▼伊勢ヶ濱一門
高島(元高望山)12票
▼出羽一門
境川(元両国前名小林山)11票 
・弟子 豪栄道 妙義龍 佐田の海
出羽海(元小城ノ花)9票 
・弟子 御嶽海
春日野(元栃乃和歌)9票
・弟子 栃ノ心 栃煌山 碧山 
山響(元巌雄)8票
・弟子 関取なし
▼高砂一門
八角(元北勝海)11票
・弟子 北勝富士 隠岐の海
▼時津風一門
鏡山(元多賀竜)11票
・弟子 幕下の2人のみ
▼二所一門
尾車(元琴風)10票
・嘉風 豪風 天風 矢後
芝田山(元大乃国)10票
・弟子 関取なし
▼貴乃花一門+無所属
阿武松(元益荒雄)
弟子 阿武咲
※落選貴乃花2票
・弟子 貴景勝 貴源治 貴公俊 貴ノ岩
160107奉納土俵入り 159
<一代年寄貴乃花>

横綱日馬富士の暴力事件から始まり、立行司
伊之助のセクハラ、大砂嵐の無免許運転かつ
既婚者でありながら別の女性に結婚の申し
入れ問題、春日野部屋の兄弟子が弟弟子への
障害暴行事件及び裁判沙汰、留まるところを
しらない不祥事続き。この難局を再選された
前理事7人と顔ぶれがほとんど変わらぬ理事
候補でのりきれるのだろうか。

バイキングという番組ではこれだけの不祥事
をだしたのなら、理事長は辞任すべきという
見解をとっている。しかし、現実は八角親方
が理事長再任になりそうである。弟子の不祥
事で責任を取って理事を辞任した伊勢ヶ濱
(元旭富士)と春日野の違いはなんだろうか。
過去の事件だからといっても、過去に責任を
取ったわけではない。この点を評議員会は
どう判断するのか、注目である。
180114初日十両幕下途中 590
<続く八角体制>

貴乃花の敗因は日馬富士事件であまりにも
沈黙を続け過ぎたことである。これで親方の
なかには何を考えているのかわからず、心が
離れた者がでたのでは。貴乃花一門の票で
さえ他に流れた節がある。

慣例通りなら貴乃花は委員に降格しそうで
ある。そうなれば理事会の発言権を失うこと
になる。相撲界は変わらぬ体質のまま2年間
続くことになる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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