大相撲

理事候補選挙に物申す

2018年1月31日

一月場所が終了したと思ったら、話題はすぐ
さま理事候補選挙に移った。それも貴乃花
一門から2人出馬して11人による投票になり
そうだという。2人というのは貴乃花と阿武
松(元益荒雄)である。そこで、各テレビ
番組は一門の票を読み、さらに他の一門から
流出する票がどうなるかで結果を予想して
いる。
スポニチ0131
<スポニチの記事>

しかし、根本的なことをいうと票が割り振ら
れていること事態が異様なのである。一門は
必ずしも同じ考え方の集合体ではない。基本
的には本家、分家の関係を中心として他系統
を組み入れた集合体である。理事候補選挙は
一門のボスへの忠誠心を試されている仕組み
で成り立っており、談合なのである。もちろ
ん例外はある。

立候補者は絞られてきているが、何をやり
たいために立候補するのかは、まるで伝わっ
てこない。投票先も本来なら理事としての
これまでの2年間を評価してしかるべきで
ある。そういう意味で投票は浮動票である
べきなのだが、コアな部分はなぜか固定票で
ある。こうしたカタチは適材適所にはつな
がらない。
報知0131
<スポーツ報知の記事>

ここのところ不祥事が相次ぐ相撲界だが、
有効な解決策は打ち出せていない。新しい
委員会を立ち上げれば、対策ができたような
錯覚に陥るが、どうもお役人的発想である。
こうした一面からも今の理事候補選挙の仕組
みが有効に働いているとは、とうてい思え
ない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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