5場所連続休場。4場所、負けがこんでの
途中休場。待望の日本人横綱として人気を
集めた稀勢の里が、追い詰められている。
さすがに横綱審議委員会も途中休場は許され
ないと判断している。稀勢の里は一月場所で
横綱1年たった。横綱の通信簿はどのように
なっているのか。
<逸ノ城に寄り切られる稀勢の里>
横綱の在位は6場所である。短命横綱は年6
場所制では、琴桜・三重ノ海・双羽黒の8場
所である。稀勢の里はこのピンチを超えたい
ところである。
成績は26勝22敗42休 勝率0.542 1場所8.13
勝である。12勝以上1場所 12勝以上率0.167
数字も相撲内容もさんざんな成績である。
大関時代は1場所10勝以上の成績を残して
いた。稀勢の里は大関時代より弱くなって
いる。ちなみに日馬富士は横綱勝率0.727で
ある。
<一月場所の稀勢の里>
横綱の休場率はどうだろうか。ここで休場と
いうのは、不戦敗を含める。また場所中に
引退した場合、引退後は休場扱いしない数字
である。稀勢の里は6場所中5場所休場で
ある、26勝18敗4不戦敗42休である。横綱の
休場率は0.511である。半分以上は休場して
いることになる。鶴竜は現在172勝73敗5不
戦敗95休である。休場率は0.2899である。
数字的には横綱稀勢の里はピンチである。
大関のままのほうがよかった、という声を
聞いた。しかし、もう後には戻れない。稀勢
の里はすべてを一新するくらいの気持ちで
15日間戦うことである。
左太ももを痛めました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
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