大相撲

稀勢の里横綱の通信簿

2018年1月30日

5場所連続休場。4場所、負けがこんでの
途中休場。待望の日本人横綱として人気を
集めた稀勢の里が、追い詰められている。
さすがに横綱審議委員会も途中休場は許され
ないと判断している。稀勢の里は一月場所で
横綱1年たった。横綱の通信簿はどのように
なっているのか。
180116三日目幕内 657
<逸ノ城に寄り切られる稀勢の里>

横綱の在位は6場所である。短命横綱は年6
場所制では、琴桜・三重ノ海・双羽黒の8場
所である。稀勢の里はこのピンチを超えたい
ところである。

成績は26勝22敗42休 勝率0.542 1場所8.13
勝である。12勝以上1場所 12勝以上率0.167 
数字も相撲内容もさんざんな成績である。
大関時代は1場所10勝以上の成績を残して
いた。稀勢の里は大関時代より弱くなって
いる。ちなみに日馬富士は横綱勝率0.727で
ある。
180114初日十両幕下途中 919
<一月場所の稀勢の里>

横綱の休場率はどうだろうか。ここで休場と
いうのは、不戦敗を含める。また場所中に
引退した場合、引退後は休場扱いしない数字
である。稀勢の里は6場所中5場所休場で
ある、26勝18敗4不戦敗42休である。横綱の
休場率は0.511である。半分以上は休場して
いることになる。鶴竜は現在172勝73敗5不
戦敗95休である。休場率は0.2899である。

数字的には横綱稀勢の里はピンチである。
大関のままのほうがよかった、という声を
聞いた。しかし、もう後には戻れない。稀勢
の里はすべてを一新するくらいの気持ちで
15日間戦うことである。

左太ももを痛めました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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