大相撲

■初4日目 限界!稀勢の里

2018年1月17日

稀勢の里が琴奨菊に敗れ、早くも3敗目に
なった。初日の貴景勝は勝利が逃げていった
ような負け方であった。だが、3日目の逸ノ
城戦は正面から堂々と負けた。4日目の琴奨
菊戦はもろい負け方であった。しかも、逸ノ
城、琴奨菊は比較的取り易い相手であった
はずである。

こうした敗戦は何を意味するか。今の稀勢の
里は誰とやっても勝てるとは限らないという
ことである。そしてそれは稀勢の里の横綱と
して限界を意味している。今場所出場に踏み
切ったということは、今場所にかけたはずで
ある。結果はでた。
180116三日目幕内 664
<3日目 逸ノ城に敗れた稀勢の里>

今場所はまだある。残りを勝ち抜けばまだ、
道はある、という意見があるかもしれない。
しかし、今の相撲内容で勝ち続けるのは奇跡
しかありえない。白鵬に厳しい横綱審議委員
会は稀勢の里にはやさしいという声がある。
だが、物事は公平にあたらなくては、アン
フェアになる。

確かに過去5場所連続休場から復活した大鵬
の例はある。大鵬は3場所全休して、泥まみ
れになって再起をはかった。休場あけの場所
から45連勝が始まった。北の湖は6場所連続
休場があるが、このあと優勝は1回あった
ものの晩年だった。

4横綱時代は受難の時代であった。すでに
1人抜けた。近い将来2人抜け、3人抜け、
やがて誰もいなくなる横綱不在の時代がやっ
てくるかもしれない。

来月行われる藤井四段対羽生竜王の公式戦
が楽しみです。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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