大相撲

理事選挙を斬る2

2018年1月3日

理事は一門のボス的存在で、ボスへの忠誠心
によって成り立つものであってはいけない。
ファンあっての大相撲なら、協会は民主的
組織でなければならない。理事に立候補する
方は、何をしたくて理事に立候補するのか。
それを明確にしていただきたい。

この場合、土俵の充実とか、真摯に相撲道に
向き合う大相撲界といったアドバルーンで
あってはならない。お題目をいくら言った
ところで実現はしない。必要なのは具体策で
ある。政治家が国民生活の向上をはかる。
と言ったところで、それを実現するために
何に取り組み、具体的にどう実現するのか
まで聞かなくては、投票できなのと同じで
ある。

人気爆発の大相撲だが、問題は抱えている。
171119八日目幕下 005
<新弟子>

今の巡業では充実した稽古は難しい。稽古の
質と量を阻むのは、大人数と制約時間及び
巡業地から巡業地までの移動に時間をとら
れることである。夏の暑い中、東京で巡業を
やるのも考えものである。うっちゃりと吊り
出しが消えかかっているのが、今の大相撲で
ある。

入門者を増やすにはどうしたらいいか。相撲
は他のプロ競技と比較して本当に魅力的か。
一月チケット
一昔前に比べてファンサービスは向上した。
和装の日のプレゼント、福袋の進呈、お姫様
だっこ、親方との撮影など様々な企画を打ち
出してきた。その反面自由席通し券の廃止や
アナログでしかチケットを購入できない方を
隅においやっている。

理事立候補者は、具体的に何をやるために
立候補するのか。具体策を明らかにした上で
投票するのである。当然自由立候補、自由
投票である。これだけではまだ半分である。
理事になった者は、理事任期後に成果はどう
だったのか、総括することである。これなく
して開かれた組織はありえない。

寒風が強い日でした。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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