大相撲

貴乃花、協会首脳全面戦争近し?

2017年12月13日

ここへきて貴乃花親方の貴ノ岩への聴取に
協力しないことが判明した。書類送検では
なく、検察の処分後と協会に文書で答えた
という。協会は書類送検後聴取に応じると
認識していた。それが先延ばしになったの
だから、ここまでくると協会と貴乃花親方の
軋轢を超え、一触即発に突入していく危惧
がでてきた。
ゲンダイ13
<日刊ゲンダイの記事>

そもそも協会理事であり、組織の中に身を
おきながら、非協力という図式は通常なら
成り立たない。筋が通らない。そこには警察
に協力できて、協会に協力できない合理的
理由を見出さないと、納得は得られない。
貴ノ岩の巡業休場の診断書は未提出である。
鏡山危機管理部長らの訪問を門前払いして
いる。

貴乃花親方は、本来協会につけいられる要因
をつくるべきではない。といっても今さら
遅いし、手遅れなのだが。権力面では、協会
トップである八角(元北勝海)理事長が有利
である。企業の派閥抗争でも社長派が強いし、
有利である。人数ではどうか。貴乃花親方は
孤独な戦いに陥っている。擁護する声はほと
んど聞こえてこない。
フジ13
<夕刊フジの記事>

従って、このまま協会首脳と貴乃花親方が
全面戦争に突入すれば、貴乃花親方は圧倒的
に不利である。貴乃花親方サイドは被害者
とはいえ、地球は己を中心に回っているが
ごとき言動に終始すると、予想もしない結末
を迎える恐れがでてきてしまう。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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