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■名古屋14日目 高安の6敗は今後を暗示?

白鵬の今日の相手はまだ勝ち越せない豪栄道。
充実している白鵬は豪栄道を一蹴した。横綱
対大関とは思えない、何か段違いの実力差を
見せつけられた一番であった。それは日馬
富士対高安も同様であった。
170722十四日目幕内 616
<白鵬圧倒的強さで豪栄道をくだす>

高らかに全勝優勝を宣言した高安だが、これ
で6敗目である。これは高安の今後を暗示さ
せる不安な結果である。横綱候補どころでは
なく、今後大関としての責任を果たせるか、
不安視させるものである。
あるいはまだ1場所だけでは早計ではないか、
という見方があるかもしれない。だが、関脇
時代は圧倒的強さを発揮しながら、全休スタ
ートの前の山、途中休場の大受、1ケタ勝利
スタートの大麒麟、貴ノ花を見てきている
だけにどうしても不安がつきまとう。
170722十四日目幕内 669
<高安ついに6敗目>

一昔前、専門誌の読者欄に「大関で9勝する
のと関脇で9勝するのは何が違うの」という
趣旨の少年ファンの素朴な疑問が載っていた
ことがある。
大関の責任勝ち星は、10勝以上、ときには
横綱以上の存在価値を示す。今場所の高安は
それとはほど遠い存在で終わってしまった。
<名古屋情報>
地方場所は取組表以外に読み物がついてくる。
今回は「大相撲青春の群像 平成の大関」と
題して霧島から高安まで紹介されている。
「七月場所の優勝力士 重責果たし五度目の
栄冠」として昭和45年七月場所優勝の北の
富士が取り上げられている。北の富士は横綱
3場所目であった。横綱対2関脇による三つ
巴となったこの場所の優勝争いの展開、北の
富士のプロフィール、出世街道などが紹介
されている。ほかに「相撲博物館の逸品 
常陸山谷衛門横綱方屋入免許所」が写真つき
で紹介されている。
読み物

千秋楽の録画をみています。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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