白鵬が対戦するのは、先場所苦戦した高安。
だが、充実した白鵬と低迷気味の高安では
その差がそのまま出てしまった。勝負時間は
かかったが、高安が白鵬を攻め込むことは、
なかった。白鵬は落ち着いて高安を退けた。
白鵬は通算最多勝1048勝を見事に達成した。
輝く単独トップに立った。白鵬は今後この
記録をどこまで伸ばすことができるか。ここ
で予測してみる。昨年の白鵬の年間勝利は
61勝。今年はここまで42勝である。10場所で
103勝、1場所平均10.3勝である。
白鵬が何歳まで取れるか。2年だとすると、
123勝が加わり、1173勝になる。あるいは
数字がきっちりとなる1200勝までがんばる
かもしれない。東京オリンピックで土俵入り
をしたいという願望あるのでそこまでやる
には、18場所ある。となると185.4勝できる
ことになり、1235勝に到達するこことになる。
実際は晩年で休場が増える恐れはある。さら
に35歳になっており、6場所制で横綱になっ
た大鵬以降では千代の富士しか務めていない
域である。そう考えると1200勝くらいが妥当
ではないだろうか。
それでは、今後白鵬の通算最多勝利数を破る
力士は出現するのか。力士生命が長く、休場
が少ない、という2条件が最低必要になる。
そう考えると、今後誰も抜けない記録になる
予感がする。
<名古屋情報>
13日目は売店からパンフレットが消えた。
きくと12日目にすべてなくなったという。
完売御礼が貼ってある売店もあった。名古屋
でパンフレットがなくなるのは、そうそう
あることではない。ただし、餅は餅屋でお茶
屋にないかと見にいった。30、40冊程度積ん
であった。
今日から名古屋入りしたのが、場所展望の
アンケートや今年の10大ニュースでおなじみ
のM氏である。人から頼まれた分を含め、
パンフレットをまとめ買いしていた。お茶屋
のパンフレットがなくなるのも時間の問題