大相撲

■名古屋12日目 盛り上がりに欠けた七月場所

2017年7月24日

白鵬対玉鷲戦は離れての戦いになった。白鵬
が積極果敢に攻めて、玉鷲を寄せ付けない。
最後に左ざしから寄り切った。白鵬はこれで
通算1047勝になり、魁皇と並んでトップタイ
になった。
170720十二日目幕内 615
<積極的に玉鷲を攻めた白鵬>

それにしても優勝争いらしい優勝争いがない。
碧山が2敗といっても白鵬と対戦するわけ
ではなさそうである。碧山が横綱・大関全員
と対戦しない限り、2敗といっても単なる
数字の一人歩きで、優勝にふさわしい権威が
ともなっていない。

そういう意味で今場所は本当の優勝争いらし
い優勝争いはなかったことになる。白鵬の
優勝は間違いない。もっとも昭和42年十一月
場所、大鵬が11勝1敗でトップを走りながら
休場で優勝を逃したことがある。このときは
佐田の山が12勝3敗で優勝がめぐってきた。
今の白鵬はケガによるハプニングだけが要注
意である。
170720十二日目幕内 623
<玉鷲を退けた白鵬>

それにしても白鵬と優勝が争えなかった横綱・
大関の責任は大きい。日馬富士3敗、高安
4敗、論外豪栄道。これでは場所が盛り上が
るわけがない。

<名古屋情報>
今まで1階に販売スペースを設けていた松林
モトキ氏の絵番付をはじめとする力士絵が
最上階のコーナーに移動していた。マス席の
お客さん、イスでも東側向こう正面からは
遠い。案内が張り出されているが、弱い。
筆者などは館内の売店で売っているという
意味かと思ったほどである。
絵番付
<松林モトキ氏の絵番付 部分>

大相撲冬の時代を支えてきた方がスミに追い
やられるのはすっきりしない。

24日22時、クローズアップ現代で白鵬がとり
あげられます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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