大相撲

■名古屋7日目 盛り上がりがもうひとつの大相撲

2017年7月15日

7日目、残された横綱・大関4人は順当に
勝ち、番狂わせはなかった。もっとも危ない
相撲はあった。日馬富士が琴奨菊の猛攻に
土俵につまったが、首投げで逆転勝ちした。
白鵬は勢相手に軽くあしらう安易な勝ち方を
した。こういうときの白鵬にはスキが見える。
見せ場は高安の立ち合いからの猛攻だった。
最初から最後まで正代を圧倒してしまった。

それにしても、早々と2横綱、1大関、人気
の遠藤が休場してしまうと、どこか盛り上が
りに欠ける。大相撲の過熱人気は稀勢の里
人気である。稀勢の里の行く所、人が集まる。
五月場所の10日目、観戦していたらこんな
ことがあった。「稀勢の里ー、出場してくれ
てありがとうー」と声援をおくっていた若い
女性がいた。ところが、稀勢の里が敗退する
と泣きだしてしまったのだ。

休場者が多いときは、休場者座談会ができる
な、という冗談がでることがあった。中国
巡業後の本場所がいまいちだったときは「出
し殻場所」などと書いたマスコミがあった。
当時の武蔵川(元出羽ノ花)理事長は「出し
殻場所とはどういいう意味だ」と激怒した
ことがあった。

今場所は白鵬の通算最多勝の記録更新がかか
っているが、これが九月場所へ持ち越しに
ならないことを願うだけである。横綱・大関
リーグ戦はわずか6番しかない。たぶん13日
目以降に組まれることになりそうである。
今場所、残った力士は一生懸命やっている
のだろうが、お目当ての力士がいないとどう
しても盛り上がりに欠けるのは、やむを得な
いもしれない。

猛暑続きの中でオリンピックが
できるのだろうか。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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