大相撲

■夏7日目 戦える体になってきた稀勢の里

2017年5月20日

稀勢の里対御嶽海。稀勢の里はこれまで一度
も負けたことがないとはいえ、それは負傷前
のことである。御嶽海の立ち合いのあたり、
押しは型にはまれば威力を発揮するいやな
相手である。かなり油断はできない。

だが、御嶽海は組みにいった。左四つ頭を
つけ上手を与えない、右からおっつけ上手
いい位置を取って出るが、稀勢の里踏みとど
まる。動きが止まって、御嶽海に攻め手が
なくなった。稀勢の里得意のじわじわと圧力
をかけて寄る相撲が見え始めた。最後は御嶽
海を正面に寄り切った。

稀勢の里はだんだんと戦える体になってきた。
御嶽海に寄られたとき、千代の国戦ほどの
危うさはなかった。先輩の西岩親方(元若の
里)はあと1週間あれば調整できた、という
趣旨の発言をしていたが、明日でその1週間
になる。

稀勢の里の明日の対戦相手は碧山である。
以前は碧山の馬力に苦戦したことがあったが、
今の碧山は星があがっていない。中日は栃煌
山か正代あたりか。それでも万全ではない
ので、稀勢の里の辛抱相撲は続くかもしれ
ない。しかし、着実に戦える方向性が見え
始めた今日の一番であった。

明日から国技館で観戦です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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