大相撲

■初 千秋楽 時の最強者となった稀勢の里

2017年1月22日

すでに優勝者は決まったが、千秋楽の着目点
は白鵬対稀勢の里以外にない。昨年(平成28
年)三月場所、五月場所、稀勢の里は13勝と
いう好成績をあげながらも、白鵬という壁に
阻まれ、優勝を逃してきた。

しかし、現在状況は大きく一変している。
白鵬は横綱として4場所連続優勝から遠のい
ている。一方稀勢の里は昨年の三月場所から
今年の一月場所の14日目まですでに73勝を
あげる堂々たる成績。白鵬対稀勢の里戦は
時の最強者決定戦ともいうべき、重要な一戦
となった。
170122千秋楽幕内・表彰 546
<白鵬一気の攻め!しのぐ稀勢の里>
 
千秋楽結びの一番両者激突。立ち合いに白鵬
が圧倒し、稀勢の里を西土俵に寄り立てる。
稀勢の里、危ない。優勝者が千秋楽に星を
落とすのか。だが、稀勢の里は今まで見た
こともないような驚異の粘りで、すくい投げ
で逆転した。

稀勢の里は14勝1敗の成績をあげ、有終の美
を飾った。同時に時の最強者となった。1年
間の成績が74勝16敗で、文句なしである。
白鵬はまたしても11勝で、イレブン横綱で
終わった。
170122千秋楽幕内・表彰 554
<突き落としで逆転勝利した稀勢の里>
 
今場所は2横綱1大関が休場、2大関が負け
越しという無残な場所だった。それだけに
稀勢の里の優勝は多くの苦難を経て、よう
やくつかんだ栄光だけにひときわ輝いた。
稀勢の里ファン待望の結果となったのが
救いだった。今後、稀勢の里は時の最強
者として相撲界を引っ張る存在となって
いただきたい。
170122千秋楽幕内・表彰 627
<初の賜杯を受ける稀勢の里>

千秋楽は特別の日。疲れがどっと
出ました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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