大相撲

■初 11日目 櫛の歯が欠けた場所の光

2017年1月18日

11日目、この日は場所の予想、今年の10大
ニュースでお馴染みのKW氏と共に観戦した。

15日間満員御礼札止めという好況とは裏腹に、
横綱鶴竜が今日から休場した。これで2横綱
休場、大関照ノ富士、琴奨菊が7敗という
崖っぷちという櫛の歯が欠けたような場所へ
突入した。NHKの解説者だった玉の海梅吉
氏が、この状況を見たらなんと言うだろうか。
おそらく、「好況の裏にたがの緩み」とでも
斬り捨てただろう。

そんななかでの救いは稀勢の里、白鵬が持ち
直してきたことである。稀勢の里は先場所
何もできずに負けた人気の遠藤が対戦相手で
ある。稀勢の里の応援と遠藤の応援が交錯
する。稀勢の里の応援のほうが多かった。
相撲は遠藤の攻めに、稀勢の里が一歩も引か
ず迎え撃ち、最後は力でねじ伏せた。

170118十一日目幕内 582
<稀勢の里、遠藤を一蹴>

事実上の結びの一番となった白鵬対照ノ富士
戦を前に、わずかだが帰る観客が目に付いた。
横綱・大関戦が今日の森永賞にならないと
いうのも寂しい限りである。緊張感、わく
わくどきどき感が少ないのはどうしようも
ない現実だ。白鵬は上手を切られながらも、
危なげなく照ノ富士を退けた。

170118十一日目幕内 644
<白鵬、照ノ富士を問題にせず>

鶴竜の休場で千秋楽結びの一番は、白鵬対
稀勢の里戦になりそうである。2横綱休場、
2大関崖っぷちのなか、稀勢の里、白鵬が
最後まで盛り上げなくては、連日の満員札止
めが泣く。激突の一瞬来たれり、そんな千秋
楽を待望する。

国技館内の狭い通路に荷物を置く不心得者
あり。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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