大相撲

■初 6日目 稀勢の里の今後

2017年1月13日

稀勢の里の今日の対戦相手は先場所苦杯を
なめた正代である。正代右差し、稀勢の里
左差しの争いである。両者立ち上がり、予想
通りの展開となった。だが、稀勢の里はいつ
もの稀勢の里ではなかった。左からの突き
起こして正代を後退させ、一蹴した。稀勢の里
はこれで玉鷲・御嶽海などの難敵をすべて
退けた。

稀勢の里は6連勝。関脇以下は残り3番で
ある。明日は栃煌山で、その後予想される
対戦相手は隠岐の海、勢である。稀勢の里は
先場所関脇以下に3敗した。その中には連敗
中の栃ノ心がいる。しかし、栃ノ心は今日
から休場である。再出場しても組まれる可能
性は低い。仮に対戦しても負ける要素はない。

稀勢の里は昨年1年間、関脇以下に11敗した。
1場所平均1.8敗である。ただし、関脇以下に
全勝した場所が2場所ある。関脇以下残り
3番は負ける相手ではないが、気をひきしめ
て対戦する必要がある。

昨年1年間の稀勢の里の大関戦は13勝2敗で
ある。この数字にピンとくる方は鋭い。負け
た2敗は優勝した琴奨菊と豪栄道によるもの
である。稀勢の里の対大関戦は超越している。
まして今場所の大関は不調である。いや不調
は横綱にも蔓延している。先場所、3横綱を
撃破した強さは本物である。もちろん、勝負
に絶対はない。

こうしてみると稀勢の里の敵は白鵬だけに
なる。今年の稀勢の里に関して「今までと
違った稀勢の里を示せるか」と書いた。思い
がけない相手に負けない。ここ一番の優勝
争いの一番に勝利する。まさに今後の稀勢の
里のキーポイントはここにある。

寒波が押し寄せています。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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