大相撲

■福岡初日 厭な相手をのりきった豪栄道

2016年11月13日

横綱・大関陣は初日から厭な相手との対戦と
なった。試練、つまり試されているのだ。

稀勢の里対碧山戦。稀勢の里に先場所のよう
な1敗もできないという切羽詰った様子は微塵
もなかった。何度か苦戦してきたことがある
碧山を無難にさばいた。騒がれない立場だけ
に稀勢の里らしさを発揮できる場所である。

豪栄道は自信と落ち着きをもって福岡にのり
込んで来た。初日はもろざし得意の栃煌山戦
である。手ごわい相手である。豪栄道は先場
所栃煌山に出足で圧倒され、窮余の首投げで
しのいだ。だが、今回は鋭く出て攻め立てた。
十分の組み手になれなかったが、前に出て
いた分、栃煌山の体勢がのびきり、豪栄道は
初日をのりきった。しかし、豪栄道を見る
対戦相手の目は厳しい。試練はこれからも
続く。

休場明け白鵬は初日から関脇戦である。隠岐
の海は昨年九月場所で初日に負け、その後
休場に追い込まれる一因となっている。隠岐
の海は気持ちがはやって、2度つっかける。
白鵬はあわてることなく、軽くあしらった。大鵬
は休場明けの場所は、徐々に調子をあげて
いき、大関・横綱戦のころは万全の調子で
迎え撃った。白鵬は大鵬の歩みをいくのか。

一番取りいい相手と思える玉鷲相手に、まさ
かの内容であっけなく敗れたのが日馬富士で
ある。玉鷲の突き落としにくずれ、そのまま
向こう正面に押し出された。日馬富士に取り
こぼしはつきものだが、まさかの相手であっ
た。栃錦は初日に負けると「今場所は14勝
1敗か」と思ったという。明日から気持ちを
切りかえて臨んでいただきたい。

明日2日目の豪栄道対高安戦が楽しみで
ある。

明日は相撲ファンが嫌いな国会中継が
あります。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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