優勝争いは久々に白鵬がトップではなく、照ノ富士と
併走するカタチとなって千秋楽を迎えた。筆者のように
12勝という低レベルを嘆く反面、ここしばらく見ない
展開にわくわくする方がけっこういることも事実である。
千秋楽は10大ニュースに登場するA氏、H氏、それと
大阪で出会った若い魂MY氏とともに注目の一番を観戦
した。
勝負のカギは照ノ富士は緊張しすぎないことである。
だが、碧山戦は微塵もそんな一面を感じさせず堂々と
寄り切って12勝。白鵬の結果待ちとなった。
<照ノ富士、碧 山を退ける>
白鵬の場合は勝負に対する執着、執念次第である。何が
何でも勝って7連覇を達成するという意気込みがどれ
くらいあるかである。実際は豪栄道戦、稀勢の里戦の
負け方で意気消沈している部分があるような気がした。
結果は立ち合いから果敢に攻めるも、日馬富士にもぐられ、
惨敗した。
この瞬間照ノ富士の初優勝が決定した。新しい英雄の
誕生に観客は歓喜し、座布団を飛ばして歓迎した。優勝
だけでなく、大関昇進が決定的になった。3敗した時点で
大関絶望といわれたのが、この変化。かつて貴乃花が
関脇貴花田だったとき、下位に負け、大関などありえ
ないと審判部長から言われながら最終的に大関になった
ことを思い出させた。
単純に3場所33勝をクリアしたというなら審議の必要は
なくなる。またこれをクリアしたからといって所詮は
一時的なもので大関の責任が果たせるかは別物である
ことは大関の歴史を見ても明らかである。ただ、照ノ富士
は横綱を狙える大関になれる逸材である。期待に応える
だけの大関になれる強さを持続できる力士である。
記事をお読みいただきありがとうございます
よければこちらをクリックいただけると幸いです。”土俵の目撃者”
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑