四股名あれこれ ~の・ノ・乃海5

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◆続昭和戦後

3代目玉の海 最高位横綱
大関までは玉乃島であった。横綱昇進にあたって玉の海の四股名を
希望した。当時NHKの解説者だった玉の海梅吉氏は、玉乃島で慣
れ親しんできたのに今さら玉の海にしなくても、と諭した。

<玉の海>

だが、横綱の意志は堅かった。玉の海梅吉氏はそれならと了承した
が、1つ条件をつけた。それは「玉乃島がどういう相撲をとってき
たかは問わない。しかし、玉の海を名のるなら、今後八百長をやっ
てもらっては困る」というものだった。個人的には玉乃島でよかっ
た。

三重ノ海 最高位横綱
横綱になるとは思えなかった時期が長かった。大関在位21場所と長
かったが、ワンチャンスで横綱になった。31歳だった。横綱で連続
優勝と全勝優勝を成し遂げたのが最後の花だった。

<三重ノ海>

2代目若ノ海 最高位前2
2代目大ノ海 最高位前4

初代佐田の海 最高位小結
現役の佐田の海の父である。小結を4場所務めた。序ノ口から引退
前の場所まで休場がなかった。千代の富士に勝って殊勲賞を受賞し
たことがある。

2代目豊ノ海 最高位前1

◆平成

舞ノ海 最高位小結
解説でおなじみの方である。小兵で師匠元佐田の山の出羽海からは
「お前は何をやってもいい」と言われた。切り返し、下手投げ。三
所攻めなど多彩な技をみせた。八艘飛びまでやった。

肥後ノ海 最高位前1

土佐ノ海 最高位関脇
同志社大学で学生出身。新入幕前頭7枚目でいきなり初日から大関
若乃花、横綱貴乃花と対戦した。横綱貴乃花・曙に勝って殊勲賞を
獲得したことがある。三賞を13回受賞した。関脇7場所、小結13場
務所めた。現立川親方

<土佐ノ海>

隠岐の海 最高位関脇 
島根県隠岐の島出身である。横綱鶴竜・日馬富士に勝って殊勲賞を
受賞した。野球賭博で出場停止になったことがあった。関脇2場所、
小結6場所務めた。現君ヶ濱親方

現役は最初に触れたとおりである。

(この項目終わり)

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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