前日再出場した新大関貴景勝は今日9日目、
再び休場した。現象面だけとらえればなん
とも安直な出場であり、休場である。どの
くらい戦えると判断しての出場だったのか。
出場を決断したからには最後まで戦い抜く
覚悟は、微塵もなかったことを世に示す結果
に終わってしまった。結局この2日間、貴景
勝がもたらしたモノは、碧山への勝利と栃ノ
心への不戦勝だけだった。
1敗朝乃山と2敗竜電の一番は朝乃山が制し
て8勝1敗と勝ち越した。朝乃山の10日目の
対戦相手は正代である。この後の焦点は優勝
を争っている1敗鶴竜対朝乃山、1敗栃ノ心
対朝乃山がいつ組まれるかである。先場所、
優勝を争っている白鵬対逸ノ城戦がなぜか
実現しなかった。今場所再びこれを繰り返す
ようなことがあってはならない。
一方は平幕相手に星をかせぎ、上位の方は
星のつぶし合いをする。それで勝ち星だけで
優勝が決まるのなら、優勝の権威は失墜する。
強豪を倒して初めて強さの証明になるので
あって、ただ単に平幕から白星を積み重ねて
も強者の証明にはけしてならない。
11日目以降、審判部への注目は少なくとも
優勝を争っている力士同士を組ませるかに
かかってきた。審判部が同じ愚を繰り返す
のなら、存在価値は失われる。9日目は好
取組が乏しかった。これを打破するのは朝乃
山の取組にかかってくる。今後は勝ち進む
朝乃山に焦点がいくことになる。
相撲仲間とステーキを食べてきました。
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よしなに
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