鶴竜と栃ノ心がハイレベルで争っていた年間
最多勝が、両力士が途中休場したことによっ
て、にわかにあやしくなってきた。4場所が
経過した年間最多勝レースはどのように変化
したか。4場所までの経過をまとめてみた。
それが以下である。
させていただき、単なる数字の比較ではなく、
横綱大関の対戦率によってクラス分けさせて
いただいた。今までは10%台を1クラスに
してきたが、19%と10%では開きがあり過ぎ
るとの指摘があり、今回2クラスに分けさせ
ていただいた。1ケタ%も同様にした。
七月場所で横綱・大関が4人休場し、いっそ
う横綱・大関との対戦が減少傾向にある。
横綱・大関対戦率で30%台はもう昔のことに
なり、20%台でさえわずか4人しかいない。
千秋楽結びの一番で横綱同士の対戦は今年
わずか1回しか実現していない。
4場所経過した年間最多勝争いは、七月場所
途中休場した栃ノ心と鶴竜の争いに変化は
ないという結果が出た。栃ノ心42勝、鶴竜
41勝と現在栃ノ心がわずかにリードしている。
フル出場した力士の最多勝は七月場所優勝
した御嶽海で37勝23敗である。あと2場所で
5勝差を縮めるのは簡単ではない。ただ栃ノ
心に勢いが止まり、鶴竜が再度休場するよう
だと、御嶽海にもチャンスが出てくる。
御嶽海に続くのが、逸ノ城と魁聖の35勝25敗
である。特に逸ノ城は横綱から2勝あげ、
大関戦は5勝2敗の成績を残している。三賞
と無縁であり、ときには抵抗なく負ける印象
があるが、底力はあるという証明である。
朝乃山も35勝だが、まだ横綱・大関戦が1度
もない。
2横綱の低迷は続いている。休場が多くなっ
た白鵬はEクラスの最下位である。白鵬は
今年まだ優勝がないのが気になる。連続8場
所休場中の稀勢の里は今年わずか1勝しか
できず、最下位である。稀勢の里の1勝は
誰からか覚えておいでだろうか。一月場所
2日目、北勝富士からである。
年間最多勝レースはまだ2場所残している。
どのように展開していくか、頭の片隅におき
ながら本場所を観戦するのも大相撲の楽しみ
方の一つである。
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よしなに
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