11日目、この日は場所の予想、今年の10大
ニュースでお馴染みのKW氏と共に観戦した。
15日間満員御礼札止めという好況とは裏腹に、
横綱鶴竜が今日から休場した。これで2横綱
休場、大関照ノ富士、琴奨菊が7敗という
崖っぷちという櫛の歯が欠けたような場所へ
突入した。NHKの解説者だった玉の海梅吉
氏が、この状況を見たらなんと言うだろうか。
おそらく、「好況の裏にたがの緩み」とでも
斬り捨てただろう。
そんななかでの救いは稀勢の里、白鵬が持ち
直してきたことである。稀勢の里は先場所
何もできずに負けた人気の遠藤が対戦相手で
ある。稀勢の里の応援と遠藤の応援が交錯
する。稀勢の里の応援のほうが多かった。
相撲は遠藤の攻めに、稀勢の里が一歩も引か
ず迎え撃ち、最後は力でねじ伏せた。
事実上の結びの一番となった白鵬対照ノ富士
戦を前に、わずかだが帰る観客が目に付いた。
横綱・大関戦が今日の森永賞にならないと
いうのも寂しい限りである。緊張感、わく
わくどきどき感が少ないのはどうしようも
ない現実だ。白鵬は上手を切られながらも、
危なげなく照ノ富士を退けた。
鶴竜の休場で千秋楽結びの一番は、白鵬対
稀勢の里戦になりそうである。2横綱休場、
2大関崖っぷちのなか、稀勢の里、白鵬が
最後まで盛り上げなくては、連日の満員札止
めが泣く。激突の一瞬来たれり、そんな千秋
楽を待望する。
国技館内の狭い通路に荷物を置く不心得者
あり。
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よしなに
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