13日目から横綱戦が始まるが、なぜか緊張感
は薄い。緊張感があるのは日馬富士対豪栄道
戦、稀勢の里対栃ノ心戦である。栃ノ心は
先場所、変化で稀勢の里をくだしているが、
今場所の稀勢の里なら大丈夫だろうとみた。
ところが、2敗稀勢の里は堅くなったのか、
いいところなく、防戦一方に追い込まれ、
挙句の果て敗退した。
<またも栃ノ心に敗れた稀勢の里>
2敗日馬富士対豪栄道戦。一瞬の日馬富士の
投げと豪栄道の出足が、東土俵へもつれこん
だ。軍配は豪栄道だが、物言いがついて取り
直しとなった。取り直しも日馬富士が上手を
取ってすぐさま投げにいった。今度は体勢を
くずしながら支え、日馬富士の勝利となった。
稀勢の里の3敗目で優勝争いはしぼんだ。
元千代の富士は言った。「稀勢の里はなぜ
白鵬のところに稽古に行かないのだろう」
また元旭富士の伊勢ヶ濱親方は「稀勢の里は
もっと腰をおとさなければ」と語った。稀勢
の里の改革は未解決のままである。
豪栄道が4敗となり、一月場所への横綱継続
は、なくなった。今年1年、琴奨菊、稀勢の
里、豪栄道と横綱に挑んだが、誰一人届か
なかった。彼らに来年以降チャンスがめぐっ
てくるかどうかもわからない。年齢30越え
では、難しいと言わざるを得ない。大関が
限界である。横綱は次の世代に託すしかない
が、逸材が乏しいところに悩ましさがある。
この日大相撲ファンの天敵国会中継が
なくホッと一息。
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よしなに
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