大相撲

■夏12日目 締まらない土俵

2015年5月22日

優勝争い第一ラウンドが前日の白鵬対照ノ富士戦なら
第二ラウンドは白鵬対稀勢の里戦。と思っていたら、肝心
の稀勢の里が照ノ富士に力負けしてまたもや期待はずれに
終わった。と思っていたらこの日はさらに意外な土俵
展開が待っていた。
150521十二日目幕内 768
<照ノ富士の下手投げに屈した稀勢の里>
 
白鵬対豪栄道戦は国技館内は豪栄道コールに包まれた。
判官びいきから出たものだが、淡い期待でしかなかったが
まさかの結果が待っていた。果敢に攻めた白鵬に後退
する豪栄道が捨て身の首投げで一瞬勢いづいた白鵬が
早く落ちたようにも見えた。が、両者ほぼ差がなった
ようにも見えた。物言いはつかず、白鵬2敗となった。
150521十二日目幕内 811
<土俵際もつれた豪栄道(左)と白鵬>
 
白鵬対豪栄道戦の余韻が残るなか、結びの一番の妙義龍
対日馬富士戦は一方的に横綱が攻められいいところなく
敗れた。ここのところ玉鷲・臥牙丸戦を含め、負ける横綱の
イメージがつきまとっていたが、それはこの日も変わらなか
った。12日目はまるで締まらない土表となった。
150521十二日目幕内 843
<妙義龍にあっさり負けした日馬富士>
 
これで2敗は白鵬と横綱・大関戦がなく、ようやく13日目
で優勝を争わない大関豪栄道と対戦する魁聖である。
3敗は稀勢の里、照ノ富士、その他大勢である。5日目に
 乱戦場所か災い転じて福となすか、と書いたが前日まで
なら乱戦場所は回避できたと言えたが、ここへきて乱戦
場所の様相となった。場所は残り3日間。引き締まった
土俵を願わずにはいられない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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