白鵬全勝、照ノ富士2敗。先場所は13日目に実現した
頂上決戦は今場所は1差の決戦第一ラウンドとして白鵬
1敗、照ノ富士2敗として11日目に対戦した。通常白鵬は
後半は関脇・大関・横綱と下位から対戦していく。今場所
はそういう意味で予定通りの対戦だった。
11日目は平日にも関らず満員札止めだった。観客は結びの
白鵬対照ノ富士戦の一番を心待ちしていた。遠藤の勝利に
国技館はわき、日馬富士・豪栄道の横綱大関戦で日馬
富士がしめた後にクライマックスをむかえた。先場所は
照ノ富士に苦杯した白鵬だが、今場所は見ちがえる相撲で
照ノ富士に力を発揮させることなく圧倒した。
優勝は1敗白鵬・魁聖、2敗は稀勢の里・高安となった。
しかし、いまだ魁聖・高安の横綱大関戦は実現していない。
この日は魁聖は貴ノ岩戦、高安は阿夢露とともに下位
相手だった。12日目魁聖は碧山戦で横綱・大関戦は実現
しない。高安が優勝を争っていない大関琴奨菊と対戦
する。平幕が勝ちこんできたときの取組編成はいつも
ながらおせじにもうまいとは言いがたい。
平幕優勝には以下の5つのパターンがある。
A 幕内上位で横綱・大関と当然のようにあたる地位での
優勝 11人
B 幕内中位以下ながら横綱・大関全員とあたっての優勝
3人
C 幕内中位以下で星をかせぐが取組編成の不十分から
全員ではなく半分以上の横綱・大関とあたっての優勝
3人
D 同様に半分未満横綱・大関とあたっての優勝 3人
E 幕内中位以下で星をかせぐもせいぜい関脇・小結との
対戦で終わるまたは平幕だけで星をかせぎ、横綱・
大関戦がまったくなく、数字だけの単純比較で優勝
するケース 8人
価値ある平幕優勝はAとBのみであり、下にいけばいく
ほど価値は下がる。詳しくは2014年5月7日の「平幕
優勝を検証する6」をリンクし参照していただきたい。
残り4日間、優勝争いの第二ラウンドとなる白鵬-稀勢の
里戦を注視する。
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