大相撲

貴景勝の3場所連続休場の影響

五月場所の記録で目立ったのが貴景勝の3場所連続
休場である。自身初のケースである。三月場所は8
勝したとたん休場した。情報通から8勝したら休場
すると聞いていたので驚きはなかった。今回の初日
出場後いきなり休場のほうがむしろ驚いた。

<5月初日 平戸海に一方的に敗れる>

これで貴景勝の大関休場は11場所になる。大関在位
は29場所である。不戦敗をいれると111日間休場で
ある。休場率は22.4%である。これは1場所に3.36
日休場していることになる。

霧島は五月場所大関の座を明け渡した。これで元大
関は5人になった。もっとも霧島はきたる七月場所
で10勝以上すれば大関に復帰できる。

<5月2日目から休場>

心配なのは貴景勝である。押し相撲はあたり、馬力
が求められる。五月場所の初日平戸海に対してそれ
がまったく発揮できず相手の出足に後退した。貴景
勝は27歳である。今年28歳になる。衰える年齢では
ない。

ただ、押し相撲は先に攻めないと苦しい。相手を押
してもこらえられると危ない。七月場所の貴景勝は
角番である。今度は危ないかもしれない。3場所連
続休場の影響は不安につながっている。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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