大相撲

2023年大相撲10大ニュース 4位3位

■4位 逸ノ城突然の引退

五月場所前、逸ノ城が突然引退を発表した。前年七
月場所に優勝していた。三月場所は出場停止1場所
による十両で優勝していた。だから唐突の印象はぬ
ぐえなかった。

引退理由は表向き腰痛だった。しかしアルコール依
存症や稽古場に姿をあらわさないなど師匠湊(元湊
富士)との確執が囁かれていた。逸ノ城は帰化して
いた。それも師匠と同じ三浦にした。将来は逸ノ城
に部屋を譲る予定だったことをうかがわせる。

<逸ノ城>

逸ノ城は来年2月断髪式をおこなう。それはホテル
で湊部屋関係者の出席はないという。親方との確執
はさけられなかったのだろうか。これまではあって
もお互い損するところまでいかないで納めるのが通
例だった。惜しまれる逸ノ城の引退であった。

KW氏とT氏が4位に、A氏が6位にあげている。

■3位 霧島・貴景勝が2回優勝

2022年は6場所優勝者が異なった。それが解消され
たのが今年であった。

貴景勝は一月場所12勝優勝したが翌場所途中休場し
ている。九月場所11勝で優勝というより単なる1位
であった。翌場所は9勝でおわっている。貴景勝の
法則。1年に1回は休場がある。今年は2回であ
った。

<貴景勝>

霧島は関脇時代霧馬山として優勝した。2回目の優
勝は大関3場所目であった。それまで負け越し、9
勝だっただけにようやく大関としての面目を保った。

ただ、これで混迷の時代を脱却できたとはいえない。
混迷の時代の終焉は場所前から優勝予想ができ、そ
の通りの結果ができたときである。

<霧島>

KW氏とA氏が3位に、M氏が平均を取って6.5位
になった。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.