大相撲

■23秋13日目 貴、熱海に勝利して3敗並走

2023年9月22日

各段の優勝が決まる13日目。序ノ口と三段目が決定
した。序二段と幕下は優勝決定戦になる。特に幕下
は6勝1敗の争いになった。

10日目から調子を上げてきた3敗貴景勝。2敗でト
ップを走る再入幕熱海富士。13日目、両力士がつい
に激突することになった。

波にのっているとはいえ、上位初挑戦の熱海富士が
どこまでやれるのか。相撲は、両力士があたりあっ
て突き押しの応酬。貴景勝がいなして右がはいっ
て西土俵寄り切った。

<貴景勝と熱海富士の攻め合い>
<貴景勝、最後熱海富士を寄り切る>

地力の差を見せつけた貴景勝。熱海富士に上位の壁
は高かった。熱海富士は14日目阿炎戦である。貴景
勝は14日目豊昇龍、千秋楽は霧島戦になりそうであ
る。

結びの一番は大関同士の一番となった。霧島7勝5
敗、豊昇龍6勝6敗。霧島対豊昇龍戦は単なる勝ち
越しをかけた一番に過ぎない。わくわく感がみじん
もがない。

相撲は、霧島が右四つで豊昇龍は上手が取れない。
その体勢で霧島はひきつけて残す豊昇龍を最後寄り
切った。豊昇龍は7敗となり追いつめられた。

<霧島勝ち越し、豊昇龍7敗窮地>

もし11勝4敗が幕内最高成績になったらどうなるの
か。これを優勝と認定するのはいささかしらける。
12勝3敗がスキあり優勝なら11勝4敗は単なる1位
にすぎない。優勝に値しない低レベル成績である。
なんでもありは優勝の権威を落とすだけになる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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