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大相撲素朴な疑問2023年7月版

■七月場所、愛知県体育館で開催するのはいつまで
ですか。

2024年は愛知県体育館で開催することは確定してい
ます。2025年は夏オープンの新しい施設での開催予
定です。名古屋城を中心とした城址公園である名城
公園内での移転ですが、あくまで予定です。

<愛知県体育館>

人によっては新しい施設は全部イス席にしてはとい
う意見があります。マスを組み立て解体し、保管す
るのは費用が掛かりすぎるのでは、というのです。

■年寄の再雇用制度はいつなんのためにできたので
すか。

2014年十一月場所中の理事会で決定しました。65歳
の定年後、70歳まで働けます。ただし、部屋持ちや
役員につくことはできません。親方の定年者が多く
でることがきっかけでした。現代では年寄名跡の回
転率が悪くなり、年寄株が高騰することにつながっ
ています。

<元竹葉山>

元竹葉山の間垣、元若嶋津の荒磯が再雇用制度につ
きながら早期退職をしました。間垣は元石浦が、荒
磯は元琴勇輝が襲名しました。

■相撲部屋はなぜ固有名詞とは言えない年寄名にな
るのですか。

確かにややこしくなるのは事実です。習慣化してい
るとしか言いようがありません。ひと昔前二子山部
屋というと元初代若乃花の部屋というイメージでし
た。現代は元雅山の部屋です。それでいて元初代若
乃花と雅山は無関係です。〇□部屋といっても元誰
の部屋か認識しておく必要があります。継承された
部屋はどういう流れをたどってきたかをきちんと把
握する必要があります。

<陸奥部屋>

■国技館のマス席はなぜ選択できないのですか

値段が高くて選択できないのは確かに理不尽です。
一説によると高値転売を防ぐためと言われています。
あとはお茶屋さんを通す方法があります。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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