大相撲

■23名7日目 考察3番!

2023年7月15日

これまで朝乃山は上位に復帰しながら、6日目まで
なぜか平幕のみの対戦相手だった。それも自分より
下位が5番もあった。なぜ三役戦がここまでないの
か不思議だった。

<豊昇龍、朝乃山を豪快に投げる>

さんざんじらされて、7日目初めて三役の豊昇龍と
対戦することになった。だが、それは豊昇龍と朝乃
山の実力差を見せつけられる一番となった。朝乃山
四つで出ていくが左四つ。上手が取れない。豊昇龍
つかさず上手投げ。朝乃山こらえるも豊昇龍またも
上手投げ一閃。豪快に放り投げた豊昇龍、投げられ
た朝乃山。豊昇龍が実力差をまざまざと見せつけた
相撲になった。

全勝錦木、7日目は三役最後の対戦相手琴ノ若であ
る。相撲はまさかの展開になった。琴ノ若が左四つ
で出ていくと、錦木はこらえる間もなく土俵を割っ
た。あまりのあっけなさに拍子抜けした。この日は
錦木らしさが微塵も感じられなかった。

<錦木らしさなく、琴ノ若に完敗>

結びの一番は霧島対御嶽海であった。6戦全敗の御
嶽海。どうも気力が感じられない。ところが、霧島
戦はパワーをぶつけ一気に押し出してしまった。思
いもよらない展開人なってしまった。

途中出場の霧島は本調子ではない。出場した4番は
2勝2敗である。トータル2勝3敗2休である。残
り8日間最低6勝2敗が求められる。かなりハード
ルが高いように思えてきた。展開によっては再び休
場があるかもしれない。

<霧島、全敗の御嶽海に苦い1敗>

7日目はいろいろ考えさせられる1日になってしま
った。混迷の時代を抜け出し、大関に昇進するのは
誰か。8日目以降から緊張が続きそうである。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.