大相撲

若隆景 カモと苦手

若隆景はきたる三月場所で7場所連続関脇在位にな
る。上位安定度は抜群で、実力者といっていい。か
つて御嶽海は関脇以下最強であった。いまや現時点
ではそれは若隆景に移ったといっていい。

<若隆景>

その若隆景のカモと苦手を調べてみた。対戦は幕内
同士とした。

まず、1度も負けていない現役幕内力士が6人いる。
宇良 6勝(不戦勝1)
遠藤 4勝
錦木 3勝
宝富士3勝
千代丸3勝
竜電 2勝
三月場所対戦が予想されるのは錦木と竜電である。
千代丸は三月場所、十両落ちが予想される。隠岐の
海には4勝だったが、惜しくも(?)引退してしま
った。

<2022年11月 若隆景(左)対宇良>

比較的分がいい幕内力士が次である。
玉鷲 7勝2敗
翔猿 6勝2敗
北勝富士5勝1敗
玉鷲には初対戦から5連勝した。さらに玉鷲が優勝
した昨年九月場所に兄若元春とともに勝っている。
三月場所、翔猿との対戦はありそうだが、北勝富士
戦はなさそうである。

五分の力士が6人いる。
隆の勝 7勝7敗(不戦勝1)
阿武咲 4勝4敗
琴ノ若 4勝4敗
琴恵光 2勝2敗
錦富士 1勝1敗
琴勝峰 1勝1敗
隆の勝戦は昨年の七月場所不戦勝が最後になってい
る。琴勝峰戦は令和2年九月場所が最後の対戦にな
っている。三月場所で対戦が実現したら久々の一番
になる。三月場所対戦濃厚なのは琴ノ若、阿武咲戦
である。 

<2022年5月 若隆景(左)対隆の勝>

負け越している相手が7人いる。
照ノ富士1不戦勝10敗
御嶽海 4勝8敗
碧山  0勝3敗
正代  5勝7敗
霧馬山 4勝6敗
貴景勝 5勝6敗
阿炎  2勝3敗
照ノ富士に不戦勝したのは、照ノ富士が前頭筆頭の
ときである。大関照ノ富士、横綱照ノ富士戦は7敗
である。御嶽海には初顔から4連敗している。その
後五分の戦いが繰り広げられている。碧山には1度
も勝てていないのは意外である。もっとも三月場所、
対戦はなさそうである。

<2022年7月 若隆景(左)対碧山>

若隆景がもう一皮めくれるためには苦手の克服が不
可欠である。特に番付下位には負けをなくすことで
ある。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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