大相撲

逸ノ城と湊親方の確執問題はどこへ

逸ノ城と師匠の湊(元湊富士)親方の確執が表ざた
になったのは11月であった。
1.親方とは不仲で口をきかない
2.弁護士を通してしか話さない
3.深酒が原因でおかみさに暴力があった
4.協会が双方から事情を聴いた
正式発表がないため、どこかぼやっとした印象だった。

<逸ノ城>

協会は12月26日、国技館で臨時理事会を開いた。
1.おかみさんへの暴力疑惑に対してコンプライアン
ス委員会の答申を聞いた上で不問とした。
2.暴力に悪意はない
3.逸ノ城にアルコール依存はない
4.5年前の出来事でおかみさんとの確執はない

一番肝心な湊親方との確執は解消とはいっていない
ことである。悪意のない暴力も意味がわかりにくい。
破綻した師弟関係で今後続けていってどうなるのか。

理事会の内容発表は別の件であった。逸ノ城が外出
禁止期間にモンゴル料理店で食事をした件であった。
それも2020年8月、2021年11月をいまになっての処
分となった。さらに接待ではなく、短時間というこ
とで1場所出場停止となった。これまでにない軽い
処分であった。湊親方は3カ月間報酬減額20%の処
分となった。

<湊親方>

しかし、逸ノ城と湊親方の破綻した関係は修復され
ないままである。ここが一番の問題点であるはずだ。
協会がのりだすべきはこの点にあるはずだ。それで
何もしないのでは、現状のままになるのは明白であ
る。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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