また暑い七月場所がやってくる。昨年コロナ
禍で初めて地方場所が開催された場所が名古
屋だった。昨年の観客席は二人マスおよび
イス席の間隔をあけての開催だった。人気は
どうだったか。平日はガラガラだった。13日
目が比較的入った感じである。土日はけっ
こう入ったが、掛け値なしに入ったのは14日
目、千秋楽だけである。チケットの売り方が、
名古屋特有でなじみがなく、お年寄り、外国
人はわかりにくかった。それは今年も変わら
ない。
今年も五月場所の14日目に七月場所のチケッ
トが発売された。場所のクライマックスに
入っているさなかの販売はいかがなものだろ
うか。場所中は場所に専念したいところで
ある。場所が終わって落ち着いたなかの販売
のほうが賢明であると思うのだが。あまりに
早すぎると予定がどうなるかわからない、
という面もある。
今年は全席使用になる。チケットは発売から
21日経過した。販売状況はどのようになって
いるのか。6月10日9時段階では、結論から
いうと15日間まだ購入できる。千秋楽が最も
売れ、マス席A、マス席Bが残りわずかで
ある。土日祝日の初日、7日目から9日目、
14日目はまだ十分購入可能である。なお、
現在サイトでは全席座席選択ができる。
2人マスとして設定されているらくらく2人
マスBは完売だが、テーブルつき2人マスC
は土日、13日目は完売だが、平日、9日目は
ある。ただし、9日目、11日目は残りわずか
である。イス席は千秋楽以外十分ある。なお、
名古屋特有の電子チケットがあるが、これは
本人しか使用できない。ほかの方が使用する
場合は申し込んだ方のスマホを借りて会場に
もっていくしかない、というややこしさで
ある。
愛知県はともかく、隣県に多くの人口地帯は
ない。東京場所が人口ナンバー1東京都、
ナンバー2の神奈川県がある。千葉県、埼玉
県は福岡県より人口が多い。人口状況が違い
すぎる面はどうしても出てくる。
大相撲はコロナ禍のため、まだ人気を取り
戻すところまでいっていないように思える。