大相撲

豊ノ島引退大相撲レポート

2022年5月28日

5月28日暑い日、豊ノ島引退大相撲を迎え
た。開場は10時15分、開演は11時半であった。
開場から開演まで時間差がかなりある。筆者
が国技館に到着したのは10時23分ごろであっ
た。エントランス入り口前には豊ノ島が後援
者らを出迎えていた。エントランスには時津
風一門の関取が勢ぞろいしていた。

<エントランスの外の豊ノ島>

地下には豊ノ島引退記念オフィシャルグッズ
が販売されていた。数量限定パンフレット、
Tシャツ数種類、自伝本、クリアファイル
など様々な品であふれていた。レジは長蛇の
列だった。西にもうひとつグッズ売り場が
あることを聞き出し、むかった。そちらでは
スムーズに購入できた。

開演で目についた点は豊ノ島最後の一番と
して元琴奨菊戦が組まれたことであった。
熱戦にはなったが、むろん豊ノ島の勝利で
あった。豊ノ島は琴奨菊引退相撲のとき、
どのような返礼をするのだろうか。もうひと
つは岡本知高氏による国家独唱であった。

<豊ノ島最後の一番琴奨菊戦>

メインの断髪式は400人がはさみを入れるとの
ことである。お笑い芸人達や漫画家のやく
みつる氏などがはさみを入れた。豊ノ島は
正面-東-向こう正面-西と向きを変えなが
ら断髪式をおこなった。

女性のはさみはなかった。正面に戻ると親族
がはさみを入れた。最後に協会関係者がはさ
みを入れた。そのなかに元稀勢の里の二所ノ
関、元白鵬の間垣、鶴竜がいた。

<はさみを入れる鶴竜>

スポットライトが豊ノ島に当たった。豊ノ島
の相撲人生が語られた。そして最後に師匠の
元土佐豊かの時津風が止めバサミをいれた。
いまでこそ師弟関係だが、かつて土佐豊に
とって豊ノ島は兄弟子だった。時津風が挨拶
をした。そして娘さん、夫人によって花束が
贈呈された。

<師匠と挨拶する豊ノ島>

ここから元勢の春日山が甚句を披露した。
元勢の引退大相撲は来年の6月だという。
中入りの土俵入り、太鼓を経て取組が始まっ
た。豊ノ島は整髪後お茶屋に挨拶にまわるか
気になった。アンテナをはっていたが、なか
ったようである。弓取り後整髪した豊ノ島が
挨拶に立った。こうして豊ノ島引退大相撲は
ぶじ終了した。

<整髪後挨拶する豊ノ島>

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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