13日目は各段の6戦全勝同士が激突する日で
ある。序二段では琴勝峰の実弟琴手計が7戦
全勝として優勝決定戦に進むことになった。
幕下では学生横綱のタイトルを引き下げて
入門した欧勝馬が7戦全勝優勝した。元琴欧
洲の鳴戸部屋から初の関取誕生である。
単独2敗の隆の勝はこのまま突っ走るのか。
それとも誰かがストップをかけるのか。その
有力候補が13日目の対戦相手である若隆景で
ある。若隆景は6勝6敗だけにこの一番勝つ
と負けるとでは天と地ほど違う。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/05/2205120十三日目幕内-895-e1653050699253.jpg)
相撲は両力士当たって隆の勝受けた形から
若隆景が引き落とすと思わず手をついた。
隆の勝は痛恨の3敗目となった。14日目は
霧馬山戦になる。千秋楽は佐田の海か宇良か
それとも…。優勝争いの経験なしが今後どう
影響するのか。
3敗照ノ富士は6勝6敗の大関貴景勝と対戦
した。貴景勝押しからの揺さぶりをかけるが、
照ノ富士腰の構えは万全。さらに右差しから
寄って出てつぶすような寄り倒しで決めた。
照ノ富士は14日目正代、千秋楽は御嶽海が
予想される。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/05/2205120十三日目幕内-1058-e1653050720248.jpg)
豊昇龍は幕内下位から勝ちあがった佐田の海
に惜敗した。先場所も幕内中位から勝ちあが
った高安に負けている。要するに豊昇龍は
力をつけてきているが、まだそれほどの強さ
ではないということである。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/05/2205120十三日目幕内-798-e1653050736198.jpg)
大関リーグ戦が始まった。先場所組まれなか
った御嶽海対正代である。ともに5勝7敗で
負けたほうが負け越しである。終始攻めた
御嶽海が6勝7敗とした。大関トータル17勝
22敗となった。大関の負け越しはまだ出そう
である。