賭博店への出入りで一月場所を謹慎していた
英乃海と十両紫雷の処分が正式に決定した。
英乃海は1場所出場停止と2カ月の20%報酬
減となった。紫雷は付け人として同行した
としてけん責処分となった。英乃海は掛け金
10万円以下で、常習性はないという判断だっ
た。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/01/211126十二日目幕内-518-e1643341147330.jpg)
英乃海はすでに一月場所を謹慎したことから
三月場所から出場できることになる。月給で
はなく、報酬と表現された。これは月給と
報奨金、手当てなどを含むということである。
紫雷はけん責処分のところ一月場所を謹慎
したので、もしかしたら番付は据え置きかも
しれない。なお、師匠木瀬(元肥後ノ海)の
処分は見合わせとなった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/01/宇01-1024x697.jpg)
思い起こすのが2010年の野球賭博である。
このとき悪質とみられた琴光喜と元貴闘力の
大嶽親方は解雇になり、10人の力士が1場所
出場停止になった。10人の力士はどの程度
関与したのかは不明であった。NHKの放送
は中止となり、ハイライトのみになった。
協会挨拶は武蔵川(元三重ノ海)に代わり、
村山理事長代行がお詫びした。七月場所の
ことである。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/01/100711初日十両-801.jpg)
それにしてもこのところ不祥事続きが気に
なる。大相撲はコロナ禍の限定観客を脱して
東京場所では椅子席を全使用、一部マス席を
除いて4人マスになる。いつまでも限定観客
では収入減になるとの判断によるものであろ
う。
コロナ禍以前の大相撲は過熱していた。発売
当日1日でチケットがなくなったほどである。
通常開催となった2020年一月場所のチケット
は異常だった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/01/一月-e1643341198390.jpg)
まず、土日祝日だが、ほとんど購入できない
発売開始即完売であった。かろうじて7日目
が入手できた方がいたが、あとは討ち死にで
あった。14日目先行予約でゲットした方が
いる程度であった。その選考予約も当選率が
その前東京場所より芳しくない、との報告を
聞いていた。相撲仲間は10時0分0秒で動い
たが、それでも悲惨な結果に終わった。東京
場所のチケット争奪戦はまさに凄まじいの
一言に尽きた。
まさかコロナが大相撲人気に影響を及ぼす
ことになるとは想像できなかった。大相撲は
観客増員に向けて動き始めた。不祥事は、
ご法度であることはいうまでもない。
ビックカメラにいってきました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。