大相撲

■福岡14日目 阿炎予想をはるかに超える大健闘

2021年11月27日

全勝照ノ富士対1敗阿炎。誰が場所前この
二人の優勝争いを予想できただろうか。14日
目両者が結びの一番で激突する。阿炎は前日
貴景勝を真っ向から倒して勢いにのっている。
照ノ富士もここまで全勝とこれ以上ない成績
できている。てこずった相手は左上手を取ら
せない戦法にきた逸ノ城戦である。阿炎は
組んだら勝ち目がないだけにもろ手突きに
いくのでは、と予測した。

<照ノ富士対阿炎1>

実際の相撲はこう展開した。阿炎、思い切っ
た突き上げに照ノ富上体がおきる。さらに
追撃して向こう正面に照ノ富士を追い込む。
正面から見ると負けたかと思えるほど照ノ
富士は土俵際だった。だが、照ノ富士は何
とか踏みとどまり、逆襲にでると阿炎がバラ
ンスをくずして倒れた。決まり手は押し倒
しであった。

<照ノ富士対阿炎2>
<照ノ富士対阿炎3>

それにしても阿炎は思い切った相撲を取った。
大健闘であった。照ノ富士が今場所最も危な
い相撲であった。この一番に満員に近い館内
は、わきにわいた。両雄の健闘を讃えて、
惜しみない拍手を送った。

<照ノ富士対阿炎4>

照ノ富士が勝ったことで6回目の優勝が
決まった。これで鶴竜の優勝回数に並んだ。
千秋楽は初の全勝優勝をかけ、貴景勝と激突
する。全勝なるか。これが新たな見所である。

<照ノ富士対阿炎5>

千秋楽の見所はほかにもある。関脇明生は
6勝8敗でもう1つ勝って7勝にすれば来場
所小結の可能性が残る。前頭筆頭の大栄翔、
若隆景はともに7勝7敗である。勝つと負け
るでは天と地ほど違う。10勝4敗の隆の勝の
三役復帰は濃厚である。

十両降格は輝と松鳳山は確実。幕尻魁聖が
7勝7敗で同じく7勝7敗の遠藤と対戦する。
十両から幕内に上がる力士は剣翔、若元春、
一山本が有力。王鵬が11勝すればあるいは
というところである。なお、幕内は現在定員
割れで41人である。それがどう影響するか。

幕内最高優勝は決まったが、消化試合はない。

【福岡情報】
福岡国際センターの館内にはあちこちにポス
ターが貼られている。引退相撲のお知らせで
ある。栃煌山、豪栄道、嘉風の3人である。
コロナ禍でいずれも開催が躊躇されてきたが、
ここにきて決断に踏み切ったカタチである。
栃煌山はすでに九月場所から告知してきた。
本人自ら案内を配布してきた。豪栄道、嘉風
の引退相撲はその後決定した。豪栄道のポス
ターは2種類貼られている。嘉風はサイン
入りの案内を会場に置いている。いずれも
冬の興業になる。かつて把瑠都の引退相撲は
雪になってしまった。雪になると首都圏の
交通網は機能しない場合が出てくる。それを
知った琴欧洲は日程を詰め、秋に開催した。
3人の引退相撲が雪と無縁であることを願わ
ずにはいられない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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