福岡入りして初めての雨となった。以前2回
福岡入りしたことがあるが2回とも雨だった
ことがある。それだけではない。羽田に戻っ
た時も2回雨だったのだからめぐりあわせが
悪かったとしかいいようがない。幸い9日目
の雨は出かける時刻にはあがっていた。9日
目は平日だが、観客は前半と比べものになら
ないくらい戻ってきた。
9日目、御嶽海対明生の関脇同士の一番が
実現した。明生はここまで4勝4敗。まだ、
横綱戦、大関戦を残している。それだけに
この一番は明生の必死さが伝わってきた。
なんとか攻め込もう、くずそうとするも今の
御嶽海は持ちこたえ、圧力をかけて向こう
正面に寄り切った。力の違いをみせた一番と
なった。御嶽海が全勝貴景勝戦・照ノ富士戦
でどんな相撲をみせるか。優勝の行方に変化
があるのか、終盤戦の見所になってきた。
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正代はここにきて遠藤に不覚をとった。5勝
4敗で横綱・大関戦、御嶽海戦を残している。
ぎりぎり勝ち越せるかもしれないが、どうも
相撲がぴりっとしない。負けはすべて平幕で
ある。今のままだと大関の実力そのものに
疑問がもたれかねない。
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照ノ富士は負け越している高安戦だが、それ
は昔のことになりつつある。大関・横綱に
なって1度も負けていない。この日の相撲は
次のように展開した。照ノ富士は立ち合い
素早く右まわしを取った。長引いては面倒と
ばかりに引き付けて西土俵に寄り切った。
照ノ富士と高安の力は開きつつある。
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全勝照ノ富士・貴景勝、1敗御嶽海・阿炎の
まま祝日の中盤最終日を迎える。
【福岡情報】
弓取り式終了後、お客さんに大相撲グッズが
あたる抽選会がある。これはコロナ禍で順番
に帰らすためでもある。福岡だけでなく、
どの場所もおこなっている。当選したことが
ないので具体的な中身は知らない。当選者は
1階先発事務所前で親方からグッズを渡され
る。親方は日によって異なる。初日は元白鵬
の間垣親方が担当となった。あっという間に
人垣ができてしまった。係の方が順次お帰り
になるよう整理にあたっていた。さすが親方
になりたての元横綱は違う。
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