大相撲

■福岡6日目 重量級大相撲全盛時の中の技能相撲

2021年11月19日

かつて春日野部屋には栃錦、栃ノ海、栃東
(父)と続く小兵技能力士の伝統があった。
技の相撲は見るだけでわくわく感がある。
ところが現代は重量級大相撲の全盛期。うっ
ちゃりと吊り出しさえ消えつつある。そんな
中で6日目、技能相撲が土俵で発揮された。

まず、宇良。ケガをする前、身体能力は抜群
だった。変幻自在の相撲が見せ場であった
宇良。アマチュア時代はあざやかな反り技を
駆使してきた。そんな相撲今までに見たこと
がなかっただけに、宇良への期待と注目が
集まった。これまで、腰投げ、首ひねり、
たすき反りなどでわかしてきた。成功しない
までも、反りにいってつぶされたこともあっ
た。宇良の相手は高安。このところ長い相撲
が定着しつつあるが、宇良は意表をついた。
足取りの奇襲にいった。いったときは瞬殺
だった。あざやかすぎる一番だった。

<宇良の足取りが高安に炸裂>

続いて登場したのが豊昇龍だった。豊昇龍
は内掛け、外掛け、投げがさえわたるとやっ
かいな力士になる。正代はよく苦戦している。
千代翔馬相手に激しい攻防のなかから鋭い
切り返しで一蹴した。豊昇龍こそ若手技能派
といえる。

<豊昇龍、切り返しで千代翔馬から勝利>

阿炎が佐田の海相手に徳利投げにいったのは、
技能というより珍手といったほうが適切で
ある。やろうと思ってできる技ではない。
流れのなかで決まるケースといっていい。

<阿炎珍手の徳利投げ>

結びの一番、照ノ富士対隠岐の海戦に触れて
おきたい。この勝負、照ノ富士の右と隠岐の
海の左の攻め合いだった。照ノ富士が浅く
右上手を引いたため、隠岐の海の左ざしは
殺され、上体が起きて最後はどうしょうも
なかった。黒房下土俵を割った。

<照ノ富士、隠岐の海を寄り切る>

6日目を終えて全勝は照ノ富士、貴景勝、
下位で阿炎と3人になった。

【福岡情報】
福岡に来ると必ず行く元力士のお店がある。
中洲にある鉄板焼きのお店である。昨年
(2020年)の十一月場所は東京で開催され
たため、2019年以来になる。気になっていた
のがコロナ禍でどうなっているかであった。
日曜は定休日のため、2日目に行ってみたが
休業していた。その後電話をいれてもつな
がらなく、休業が続いているのかなと思った。
ところが5日目、電話がつながり、急遽出むく
ことにした。話を聞くとお店は3日目以降も
やっていたが、お客対応で電話にでられなか
ったという。お店が営業していたことに一安
心。久しぶりのお好み焼きの味、美酒に時間
を忘れるほど過ごしてしまった。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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