大相撲

■福岡7日目 優勝戦線力士各者各様の戦い

2021年11月20日

7日目、チケット売り場はイス席売り切れの
紙がはられていた。マス席はまだ売られて
いたが、それでも平日とは比べものになら
ないくらい、お客さんが入った土曜となった。
やはりお客さんが入ると館内の熱気が違う。

優勝戦線力士はどう戦ったか。幕内下位で
全勝の阿炎は北勝富士戦だった。北勝富士は
ここ1年間、上位で3度勝ち越しの実績を
もつ力士である。あなどれなく、脅威である。
相撲は、あたり勝った北勝富士が阿炎を東土俵
に追い詰め、はたき込んで勝負を決めた。阿炎
は1敗となった。

<阿炎、北勝富士についに1敗>

また、玉鷲は初日こそ宇良に敗れたものの、
6連勝して浮上してきた。上位に定着でき
ないものの、相撲は若々しい。このままいけ
るか。途中で2敗目があるのか。御嶽海は
若隆景に1敗したものの、2敗することなく、
霧馬山戦を迎えた。馬力がちがった。霧馬山
に相撲を取らせず、パワーで圧倒して突き
落とした。この相撲が取れれば面白い存在に
なる。

<御嶽海、霧馬山に勝って1敗で続く>

貴景勝は絶好調である。隠岐の海に何もさせ
ず、押しで一気に土俵外へもっていった。
こうなると貴景勝の押しを封じるのは誰か、
に興味は移る。明日8日目は巨漢逸ノ城で
あるだけにいったん押しを止めれば面白い
展開になるかもしれない。

<貴景勝、隠岐の海をいっぺんにもっていく>

照ノ富士は先場所すれ違いの優勝争いをした
妙義龍戦である。今日7日目決着戦とはいか
ないが、それでも妙義龍がどういう相撲を
取るか注目した。妙義龍はさして一気の速攻
を狙ったが、照ノ富士動かず。スキをみて
右からの小手投げで決めた。妙義龍は上位
ではやはり勝ち抜くのは容易でない。

<照ノ富士、妙義龍を退ける>

7日目を終えて、全勝照ノ富士、貴景勝、
1敗御嶽海、玉鷲、阿炎となった。どこまで
勝ち続けられるか。いつ直接の対決がおこ
なわれるか。場所は中日、後半へと突入して
いく。

【福岡情報】カラー読物1
地方場所は取組表とともにカラー読物が配ら
れる。また、会場入り口左側にまとめて置か
れている。令和三年大相撲十一月場所のタイ
トルバックには谷風の錦絵が切り抜かれて
いる。読物は十一月場所の優勝力士を大きく
扱っている。「世代交代の歯車を進めた、
若き大関の奮戦」と題して平成4年十一月
場所優勝した曙を取り上げている。一部紹介
してみよう。

平成4年の土俵は、群雄割拠のなか、空前の
相撲ブームの熱気に包まれていた。前年五月
場所中の千代の富士を皮切りに、同年七月
場所中に大乃国、翌年一月場所中に旭富士、
五月場所前に北勝海と4横綱が相次いで引退
して60年ぶりの横綱不在に。そんななか、
新世代の旗手の一人として注目されたのが、
曙だ。

曙は2回目の優勝であり、翌場所も優勝して
横綱昇進を決めている。同期の貴花田より
出世は先行した。写真は後援者をバックに
賜杯を抱える喜びの曙が掲載されている。
曙23歳のときである。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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