これは予想番付ではないことをあらかじめ
おことわりしておきたい。番付は基本関脇
以下を編成する。そこで番付編成は関脇以下
の成績をベースとした。ただし、横綱・大関
からの勝利はプラスした。横綱・大関と対戦
するとしないではそれほど違うのである。
今は横綱・大関は3人だが、かつて7人いた
ときは勝ち越すのが容易でなかった時期が
あった。もっとも大関は弱すぎて特別視する
ことはない、という意見が出ても不思議では
ないが、ここでは原則通りにした。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/09/181226赤ちゃん抱っこ-753.jpg)
白鵬が正式に引退届けを提出した。9月30日
の理事会で引退と年寄襲名が承認される見通
しである。番付編成会議の29日時点では引退
は承認されていない。といっても場所前の
引退ではないので、白鵬を幕内力士とカウ
ントし、番付には名前は残さない方法が取ら
れると思った。だが、白鵬の名前は番付に
残るという。 その結果私製 番付は以下と
なった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/09/私製番付A-1.jpg)
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/09/210718千秋楽幕内-984-e1632964141860.jpg)
関脇・小結は3人が勝ち越し、昇進枠は1つ
である。候補者は複数おり、難しい選択と
なった。単純に地位と勝敗差を比較すると
9勝3敗の東前頭3枚目若隆景が9勝5敗の
西前頭2枚目霧馬山、10勝3敗の西前頭4枚
目大栄翔を超えた。大栄翔とは半枚差であった。
それでも実は逸ノ城よりは上だったことを
記しておく。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/09/210926千秋楽幕内-996-e1632964162166.jpg)
翔猿・碧山は7勝8敗だが、現状維持になっ
た。石浦は部屋に感染者が出たための全休の
ため、番付はそのままになった。再入幕が
4人。十両優勝の阿炎が戻ってくる。その
反面新入幕はいなく、新鮮味が乏しい。今年
(2021年)の新入幕は翠富士、一山本だけで
ある。その両力士は十一月場所十両である。
もっとも4年十両在位の水戸龍が入幕しても
新しさは感じにくいがもしれない。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/09/210926千秋楽十両-672-e1632964185941.jpg)
十一月場所は久々に福岡で開催される。休場
なき場所であってほしいと願わずにはいられ
ない。
台風が接近しています。
興味深いテーマをこれからもお届けします。