14日目も前日同様、10時開場、11時取組開始
となった。今は自由席がないので、開場と
ともにいい席を確保ということもない。これ
で本当にいいのだろうか。
平幕3敗組。まず、遠藤が最初に登場した。
対戦相手は勝ち越しがかかる逸ノ城である。
技か体力か。勝負はあたりあったあと低く
入った遠藤を逸ノ城がすばやく引き落とした。
短い時間で決着した。遠藤は4敗に後退した。
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次に登場した3敗力士が阿武咲であった。
対戦相手は関脇明生。勝ち越しへ必死の6勝
7敗である。相撲は一瞬で決まった。明生
立ち合いのはたき込み。阿武咲は両手ばった
りついての黒星になった。こちらも4敗と
なった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/09/210925十四日目幕内-981-e1632573983925.jpg)
最後に平幕3敗組で登場したのが妙義龍で
あった。こちらは大関正代に対して両前褌
速攻。一気に走った。正代なにもできずに
土俵を割った。妙義龍は最高の相撲を取って
完勝した。3敗を守り、優勝は千秋楽へと
持ち越した。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/09/210925十四日目幕内-1043-e1632574011855.jpg)
結びの一番。2敗単独トップの照ノ富士が
復調の兆しがみえる貴景勝と対戦した。押し
相撲の大栄翔に敗れているだけにひとつ間違
えると、もっていかれる。相撲はあたりあっ
たあと押さんとする貴景勝。小競り合いの
中から左上手を取った照ノ富士。上手投げの
連続で貴景勝をころがした。最後になって
照ノ富士は強さを取り戻してきた。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/09/210925十四日目幕内-1120-e1632574040731.jpg)
千秋楽、妙義龍は7勝7敗の明生と対戦する。
明生は関脇を死守する気でむかってくる。
照ノ富士は下位に6敗した正代戦である。
これが結びの一番と思えないほどで、力が
はいりにくい。照ノ富士対妙義龍は惜しく
も(?)回避された。そしてついに正代対
貴景勝戦は幻に終わった。
地方から相撲仲間が来ました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。