大相撲

貴源治大麻解雇の元凶

これまでキャバクラ通い、風俗、女性関係の
もつれで出場停止や2度目で退職となった
協会員。これらの理由は聞くに堪えないモノ
だった。だが大麻となると話は別である。
名古屋場所中大麻タバコを吸引したとして
貴源治の去就が注目されていた。これまでの
例だと解雇であった。しかも貴源治は最初の
事情聴取に対してごまかし発言があって心象
を悪くしていた。そして30日、日本相撲協会
は臨時理事会で貴源治の解雇を決定した。

<貴源治>

元大乃国の芝田山広報部長は「協会の看板に
泥を塗った」と厳しい。大相撲フアンの立場
になるとなんとももったいない、というしか
ない。力士が相撲を取ることを辞めて何が
できるというのか。大麻で辞めた力士に若ノ
鵬がいた。「この世界に慣れた。ほかの世界
にいきたくない」と嘆いていた。

力士生活はサラリーマン生活よりはるかに
いい。サラリーマンのほうが拘束時間ははる
かに長い。サラリーマンは毎日会社に通い、
クライアントの都合にあわせ、残業なしは
ありえない。土日出勤もありえる。それで
いてノルマや目標を提出させられる。朝の
番組に今日の占いがあるが、会社と家を往復
するだけで占いのようなことがおこりえる
余地はない。しかも力士の収入とサラリー
マンの収入は比較にならない。

<貴源治最後の一番大翔丸戦>

それにしても気の毒なのは師匠である元隆三
杉の常盤山である。2階級降格が決定した。
貴乃花部屋の置き土産は貴ノ岩、貴ノ富士、
貴源治と災いをもたらしてきた。常盤山親方
の心労や実害ははかりしれない。貴乃花は
彼らにどういう教育をしてきたのか。あっ
さり人様から預かった息子を投げ出すよう
では師匠としていかがなものか。部屋には
おかみさんが常駐していなかったという。
今度の事件の元凶は貴乃花にある。

<貴乃花>

旧友に会います。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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