大相撲

■名古屋千秋楽 全勝決戦を斬る

2021年7月18日

白鵬か照ノ富士か。七月場所千秋楽は両雄の
全勝決戦で迎えた。仕切りを繰り返すたびに
お客さんの興奮がたかまる。何人もの相撲
好きのカメラマンのレンズがこの一番を逃す
まいとずらり立ち並んでいた。館内の目も
土俵を注視する。そしてついに時間いっぱい。

にらみ合いながらゆっくりと腰をすえ、手を
おろす。立ち合い、白鵬はかちあげにいくが
効果なく、四つの争い。照ノ富士左上手を
取る。白鵬きらってまわり込む。照ノ富士の
頭を押さえ込む。そして突き合い、張り手の
応酬、再び突き合い。白鵬、右四つに組止め
る。照ノ富士上手取れず不利。気をみて白鵬
上手投げにいく。上手が離れると今度は小手
投げ。照ノ富士残すも、白鵬再度強烈な小手
投げで勝負を決めた。

全勝決戦1

白鵬の勝因は常に先手を取って攻めたこと。
ここぞというところで集中力が発揮できた
点である。

白鵬は進退をかけた場所を全勝優勝で45回目
の優勝を決めた。全勝優勝は16回目、2006年
に初優勝してから16年毎年優勝を続けている。
また年6場所制の横綱で36歳優勝は初めての
快挙となった。

全勝決戦2

照ノ富士は敗れたとはいえ、堂々たる14勝
1敗の成績。横綱は確実である。再入幕から
7場所で、大関に復帰してから2場所という
驚異のスピードで横綱をつかんだ。これが
序二段まで落ちた力士なせることとはとう
てい思えない。このような力士は今後生ま
れないのでは。

全勝決戦3

正代と高安の勝ち越しをかけた一番は正代に
軍配があがった。8勝と最低ラインだが、
カド番をまぬがれた。来場所から大関は正代
と貴景勝の2人になる。そろってカド番では
様にならない。

正代、高安に勝って8勝

それにしても幕内最初の取組で天空海が遅れ
てくるハプニング発生。一山本もどうしたの
だろうという顔をしていた。終わりよければ
すべてよしとはいかない千秋楽であった。

【名古屋情報】
いままで2人の交代で名古屋入りしていた
ので、15日間という長期滞在は初めての経験
となった。名古屋から土俵の目撃者を画像と
ともに送り届けられたことは成果でした。
同時に課題もみつかり、来年はもっと向上
できるよう進めていければと思う。長期滞在
だったのでけっこうしんどく、とてつもなく
疲れました。15日間の名古屋レポートはこれ
にて千秋楽。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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