大相撲

■名古屋14日目 白鵬対照ノ富士ついに千秋楽全勝で激突

2021年7月17日

14日目の取組、それはすべて結び前の一番
及び結びの一番に向かう前哨戦に思えるくら
い照ノ富士の一番と白鵬の一番にスポットが
あたっている。むろんそこまでの一番一番は
それぞれの戦いがあるわけだが、ファンの目
は否応なしに結び二番に焦点がいってしまう。

照ノ富士は対戦成績で分が悪い高安が対戦
相手である。相撲は攻め合いしのぎ合いの
なかから照ノ富士の爆発力が高安をふっと
ばしてしまった。いまや勢い、安定感、自信、
横綱への意気込みが照ノ富士を無敗の快進撃
というこれ以上ない結果をもたらしている。
照ノ富士は自己最高の14勝にたどり着いた。
これは貴景勝、朝乃山、正代も未到達の領域
である。照ノ富士はついに横綱を大きくたぐ
り寄せた。

<照ノ富士パワー炸裂>

制限時間いっぱい後、白鵬は土俵際まで下が
って仕切った。正代のもろ差しを用心したの
か。あるいは自信のなせる技か。立ち合い
見合ったように立ち、小刻みな突き放し。
両者見合う場面があり、そこから右四つに
いった白鵬が一気に浴びせ倒した。白鵬も初日
から14連勝と無傷。これ以上ない成績で大一
番の千秋楽を迎える。

<白鵬、正代を浴びせ倒す>

横綱同士の全勝対決はあるが、横綱対大関の
千秋楽全勝対決は数えるほどしかない。記憶
に新しいのが、平成24年七月場所の横綱白鵬
対大関日馬富士戦である。この一番は日馬
富士が制して横綱への足がかりとなった。
もう1つは時事新報社が幕内最高成績者の額
を国技館に掲げる制度の時期にあった。大正
6年春場所、横綱太刀山対大関大錦が9戦全勝
同士で激突した。大錦が勝って国技館は双葉
山の連勝がストップしたとき以上の大変な
騒ぎになったという。

白鵬の復活全勝優勝か、照ノ富士3連覇して
の横綱昇進か。千秋楽最大の見せ場が実現
する。

<正代>

千秋楽の見所はほかにもある。正代対高安は
7勝同士で対戦する。正代が負ければ3大関の
負け越しと来場所2大関がカド番という不名誉
の連続となってしまう。7勝7敗明生は千秋楽
に小結を守る一番になる。対戦相手は同じく
7勝7敗の輝である。隆の勝も7勝7敗で同じ
く7勝7敗の千代の国と対戦する。関脇・小結
をめぐる戦いは北勝富士、逸ノ城、隆の勝が
からんでくる。幕尻一山本は5連敗でついに
7勝7敗。同じく7勝7敗の千代ノ皇と互いに
負けられない一番を迎える。千秋楽は見所
満載である。

<高安>

【名古屋情報】
初日から6日目まで続いた雨はおさまったが、
突然のゲリラ雷雨が悩ましい。出くわさない
ことを願ったが、1度危なかったことがある。
そのときは夕食もとらずに一目散にホテル
まで早足で帰った。名古屋場所は駅から愛知
県体育館まで結構歩く。むし暑い日だけに
結構しんどく感じることがある。それは13
時開場を待っている間も同様である。福岡
では中洲から国際センターまで歩くがやはり
気候が違う。人によっては暑い七月場所を
なくしては、という意見が出ることがある。
協会員の月給が6分の1減給になることに
賛成できる相撲関係者はいないだろうが。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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