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■三月9日目 高安1敗死守!今後の対戦を読む

先場所優勝の大栄翔が調子をあげてきた。
本来の押し相撲が戻ってきた。9日目の対戦
相手は大関正代であった。相撲は真っ向から
あたって一気の押し、のど輪で攻め立てその
まま押し出してしまった。8日目の朝乃山と
いい、大栄翔の押しが本来の調子になった
ときに対戦した正代はめぐり合わせが悪かっ
たとしかいいようがない。

<大栄翔、正代に完勝>

その点1敗の高安はすでに大栄翔戦を終えて
いる。9日目は阿武咲戦である。対戦成績は
高安の2勝3敗である。ただし、阿武咲は
2勝と星はあがっていない。立ち合いは、
高安のあたりが勝り、突き押しで攻め立て
気をみてはたき込んで1敗を守った。

<高安、阿武咲をくだし1敗を守る>

元大関の優勝は魁傑・照ノ富士がいるがいず
れも2回目の優勝であった。高安が優勝すれ
ば元大関では初優勝になる。高安の今後が
気になる。高安は調子をあげてきている。
高安に勝つ力士は誰か。まだ未対戦の力士を
検討してみよう。

10日目は大関貴景勝戦である。
6(●●××●×)6 貴景勝
ここ1年は貴景勝の勝利である。どちらの
立ち合いが勝るか。貴景勝の押しをしのいで
反撃できるか。大きな山場になるかもしれない。

<2020年11月 貴景勝対高安(右)>

1(××●●○×)2若隆景
今場所の若隆景は油断のできない存在である。
間単に勝負をつけられない相手に成長して
いる。高安は突き押しで有利に組みとめて
動きを封じたいところである。

7(●××○●○)7北勝富士
五分の成績である。北勝富士はここまで6勝
3敗と白星先行である。どちらが先手を取っ
て攻められるか、勝負のポイントはそこに
なる。

1(××○×●●)2隆の勝
高安に馬力負けしない力士が隆の勝である。
高安はゆさぶって相手の重心をくずしたい。
隆の勝はおちついて右ざしで一気に出たい
ところだ。

8( ●●×●●●)11正代
高安は正代に勝てなくなってきている。ただ、
今場所の正代は負けが込んでいるだけに、
高安に勝つチャンスは十分出てくる。立ち
合いから圧倒したい。

<2021年1月 正代対高安(右)>

初優勝を目指す高安の戦いはこれからである。

8日目総合は、高校野球がなく15時5分から
の中継でした。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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