全勝妙義龍が北勝富士に敗れ1敗となった。
もっとも白鵬が休場したため、前頭西4枚目
の妙義龍までが大関との対戦圏内になる。
妙義龍はこれから3大関・2関脇と対戦して
いくことになる。明日7日目の対戦相手は
若隆景である。
三役1敗組は4人。最初に登場したのは高安
である。高安の1敗は初日明生に負けたもの
である。また、大関朝乃山から勝利している。
今日は同じ小結の御嶽海と対戦した。相撲は
さし手争いから左四つになる。御嶽海まき
かえ右四つになるも、高安が左から上手出し
投げでしとめた。御嶽海は西土俵に沈んだ。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/03/210319六日目幕内-779-e1616157155295.jpg)
高安は大関経験者で優勝がない。気になる点
である。また子供が生まれ、燃える要素が
ある。高安にとって照ノ富士・隆の勝の両
関脇戦が強敵になりそうである。
照ノ富士の1敗は5日目阿武咲戦によるもの
である。今日は霧馬山戦である。四つ相撲の
霧馬山ならあわてなければ問題はない。相撲
は左四つと霧馬山の四つ。上手を与えない
体勢にしたが、照ノ富士は落ち着いていた。
上手を引くと高々と吊り出した。照ノ富士に
とって先場所負けている隆の勝戦がカギに
なる。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/03/210319六日目幕内-927-e1616157177259.jpg)
隆の勝の1敗は2日目北勝富士に敗れたもの
である。それ以外は圧力ある前に出る相撲で
相撲にスキがない。今日の相手は阿武咲で
ある。阿武咲が先手を取って押したが、隆の
勝の右がはいると圧力をかけ、圧勝した。
隆の勝は、貴景勝戦がない点が有利に働く。
明日7日目は先場所負けている大栄翔戦で
ある。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/03/210319六日目幕内-986-e1616157196625.jpg)
大関で唯一の1敗朝乃山。大関最後の砦で
ある。1敗は2日目高安に負けた一番である。
今日の対戦相手は大関キラーの若隆景戦で
ある。朝乃山は出足で圧倒し、左上手を取っ
て腰をおとして東土俵寄り切った。調子を
あげてきた。朝乃山の今後のカギは4連敗
中の照ノ富士戦になる。右四つになるだけ
では勝てない。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/03/210319六日目幕内-1030-e1616157221619.jpg)
4者それぞれの持ち味で1敗を守った。直接
対決がいつどういう形なるのか。直接対決を
制した者が優勝に近づく。
KW氏と観戦。さしいれ本当にありがとう
ございます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。