大相撲

■三月6日目 三役1敗組4者4様

全勝妙義龍が北勝富士に敗れ1敗となった。
もっとも白鵬が休場したため、前頭西4枚目
の妙義龍までが大関との対戦圏内になる。
妙義龍はこれから3大関・2関脇と対戦して
いくことになる。明日7日目の対戦相手は
若隆景である。

三役1敗組は4人。最初に登場したのは高安
である。高安の1敗は初日明生に負けたもの
である。また、大関朝乃山から勝利している。
今日は同じ小結の御嶽海と対戦した。相撲は
さし手争いから左四つになる。御嶽海まき
かえ右四つになるも、高安が左から上手出し
投げでしとめた。御嶽海は西土俵に沈んだ。

<高安、御嶽海をくだし1敗を守る>

高安は大関経験者で優勝がない。気になる点
である。また子供が生まれ、燃える要素が
ある。高安にとって照ノ富士・隆の勝の両
関脇戦が強敵になりそうである。

照ノ富士の1敗は5日目阿武咲戦によるもの
である。今日は霧馬山戦である。四つ相撲の
霧馬山ならあわてなければ問題はない。相撲
は左四つと霧馬山の四つ。上手を与えない
体勢にしたが、照ノ富士は落ち着いていた。
上手を引くと高々と吊り出した。照ノ富士に
とって先場所負けている隆の勝戦がカギに
なる。

<照ノ富士吊り出しで霧馬山から勝利>

隆の勝の1敗は2日目北勝富士に敗れたもの
である。それ以外は圧力ある前に出る相撲で
相撲にスキがない。今日の相手は阿武咲で
ある。阿武咲が先手を取って押したが、隆の
勝の右がはいると圧力をかけ、圧勝した。
隆の勝は、貴景勝戦がない点が有利に働く。
明日7日目は先場所負けている大栄翔戦で
ある。

<隆の勝、阿武咲を圧倒>

大関で唯一の1敗朝乃山。大関最後の砦で
ある。1敗は2日目高安に負けた一番である。
今日の対戦相手は大関キラーの若隆景戦で
ある。朝乃山は出足で圧倒し、左上手を取っ
て腰をおとして東土俵寄り切った。調子を
あげてきた。朝乃山の今後のカギは4連敗
中の照ノ富士戦になる。右四つになるだけ
では勝てない。

<朝乃山、若隆景を寄り切る>

4者それぞれの持ち味で1敗を守った。直接
対決がいつどういう形なるのか。直接対決を
制した者が優勝に近づく。

KW氏と観戦。さしいれ本当にありがとう
ございます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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